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田中圭、イベントでボケが決まらず反省…

クルクル変わる表情で会場を盛り上げた田中圭
クルクル変わる表情で会場を盛り上げた田中圭

 田中圭が14日、都内で行われた映画『ザ・ロストシティ』の日本語吹替版完成披露試写イベントに登壇した。イベント開始が午前中だったため、本調子とはいかなかったようだが、楽しいトークで会場を盛り上げた。

【画像】田中圭が花びらを投げかけ登場!

 本作は、『ゼロ・グラビティ』などのサンドラ・ブロックが主演と製作を兼任したアドベンチャー。新作の宣伝ツアー中、伝説の古代都市ロストシティをめぐり、謎の実業家フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)によって南の島へ連れ去られた作家のロレッタ(サンドラ)が、小説の表紙モデル・アラン(チャニング・テイタム)と島から脱出すべく大冒険を繰り広げる。

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 おバカでセクシーなイケメンモデル・アランの日本語吹き替え声優を担当した田中は、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)、『ゴジラvsコング』(2021)で吹き替え声優の経験があることから、「学んだことを生かせられたらいいなと思いました。お声を掛けていただけてうれしかったですし、ぜひやりたいとやらせていただきました」とオファーを受けた当時を回顧。

 収録時は「感情を自分で作るわけではないので不思議な感じ」だったそうで、「普段は自分の中で練っていくんですけど、その作業がないので新鮮でもあり、難しかったです」と振り返る。しかし仕上がりはよく、メガホンを取ったアダム・ニー監督とアーロン・ニー監督から「ケイにやってもらえて本当に光栄です」というビデオメッセージが送られた。

 ちなみに、田中の抜擢理由はアランと同じ“愛されキャラ”だから。田中は「そう言っていただけるとうれしいです」と笑顔を見せつつ、「テンパった時にもあれ(アラン)くらいのキュートさを持っていたいと思います」とさらなる高みを目指した。

 自身が吹き替えをしたシーンのセリフを当てる「謎解き」にも挑戦した田中。最初は「謎でも何でもないですね。さすがに自分がやっているので大丈夫だと思います」と余裕を見せるが、全問不正解。2問目のヒルに血を吸われてあたふたする場面でのセリフとして、「おなら出ちゃった」と回答した田中は、「『おなら出ちゃった』の前に『あ、ごめん』とちゃんと言えばよかったですね。すみません。やっぱりまだ(朝)早いからですかね、普段以上にボケのキレが悪かったです」と反省し、観客の笑いを誘った。

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 そんなおちゃめさをのぞかせるも、作品のPRはきっちり行う田中。「出てくる人がみんなかっこいい大人だけど、くだらないんですよ。向こうの演出家の方がやりそうな、日本だと怒られるんじゃないかというスケールの大きなボケが入っています」とコメディー要素と共に、「愛と冒険みたいなものがぎっしりつまっています」とアピール。そして「あっという間に終わってしまう映画だと思います。120分の冒険をロレッタとアランと一緒に楽しんでください」と呼び掛けた。(錦怜那)

映画『ザ・ロストシティ』は6月24日より全国公開

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