ハリウッド実写版「聖闘士星矢」ペガサス幻想が流れるメイキング映像公開

　新田真剣佑が主演を務める、人気漫画「聖闘士星矢」のハリウッド実写映画版『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック（原題） / Knights of the Zodiac』のメイキング映像が公開された。また本作が、2023年に日本を含む全世界で公開されることが明らかになった。

ペガサス幻想！『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック（原題）』メイキング映像

　「聖闘士星矢」は、女神アテナに仕える聖闘士（セイント）と呼ばれる少年少女の戦いを、最下級戦士である青銅聖闘士（ブロンズセイント）の若者たちを中心に描く車田正美のアクション巨編。原作は累計発行部数3,500万部を超え、アニメシリーズは世界中の子供達が熱中した。ハリウッド版では、新田が主人公・星矢役を務め、小宇宙（コスモ）と呼ばれる力と、ペガサス聖衣（クロス）と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐるバトルが描かれる。

　メイキング映像には、鍛え上げた肉体でアクショントレーニングに挑む新田の姿や、本格的なワイヤーアクションの模様を収録。ハリウッドならではのスケール感あふれる映像を、テレビアニメのオープニングテーマとして知られる「ペガサス幻想」のインストが盛り上げる。

　Netflixドラマ「ウィッチャー」で製作総指揮兼演出を務めたトメック・バギンスキー監督がメガホンをとり、アクション監督をアンディ・チェン（『シャン・チー／テン・リングスの伝説』）、脚本をジョシュ・キャンベル＆マット・スタッケン（『10 クローバーフィールド・レーン』）、VFXを『マトリックス　レザレクションズ』『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』などを手掛けたDNEGが担当する。

　この映像は、現地時間23日に開催された世界最大級のポップカルチャーの祭典、サンディエゴ・コミコン・インターナショナル内のパネルで初公開され、現地ファンの喝采を呼んだ。新田は、仕事で南アフリカのケープタウンに滞在中のため、コミコンを欠席。パネルに寄せた映像メッセージ内で「『Knights of the Zodiac』は素晴らしいキャストと監督、そして最高のスタントコーディネーターであるアンディ・チェン アクション監督のディレクションのもと、ものすごいアクションシーン満載のとても楽しめる映画になっていると思います」と自信をのぞかせた。

　新田のほか、マディソン・アイズマン（『ジュマンジ／ウェルカム・トゥ・ジャングル』）、ディエゴ・ティノコ（「マイ・ブロック」）、マーク・ダカスコス（『ジョン・ウィック：パラベラム』）、ニック・スタール（『ターミネーター3』）、ファムケ・ヤンセン（『007／ゴールデンアイ』）、ショーン・ビーン（『ロード・オブ・ザ・リング』）らが出演。日本での配給は東映が行い、中国と中東以外はソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションが配給する。（編集部・入倉功一）