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木村文乃主演『LOVE LIFE』トロント映画祭にも出品 深田晃司監督が2度目の参加

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 『淵に立つ』(2016)、『本気のしるし 《劇場版》』(2020)などの深田晃司監督が、矢野顕子のアルバム「LOVE LIFE」に収録された同名楽曲をモチーフにした映画『LOVE LIFE』(9月9日公開)が、9月8日より開催される第47回トロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールド・シネマ部門に出品されることが決定した。深田監督にとって同映画祭は『よこがお』(2019)が上映されて以来の参加。深田監督はベネチア国際映画祭からトロントに入り、受賞結果は9月18日に発表される。

【動画】木村文乃が手話も交え熱演!『LOVE LIFE』予告編

 本作は、矢野顕子の1991年にニューヨーク移住後に発表した初のアルバム「LOVE LIFE」に収録された同名楽曲をモチーフに、構想18年を費やした夫婦の物語。愛する夫と息子、幸せな人生を手にしたはずの主人公に突然降りかかる悲しい出来事、そこから明らかになる本当の気持ち、人生の選択を描く。主人公・妙子に深田監督と初タッグとなる木村文乃。夫・二郎に永山絢斗、失踪した元夫パクに、ろう者の俳優・手話表現モデルとしても活躍する砂田アトム。二郎の元恋人に山崎紘菜、二郎の両親に神野三鈴田口トモロヲがふんする。

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 本作はフランスでの公開も決定しており、先ごろ第79回ベネチア国際映画祭コンペティション部門への出品が決定している。トロント国際映画祭は、アカデミー賞前哨戦と言われる北米最大の映画祭として知られており、コンペティション部門がなく市民の投票で決定する観客賞が最高賞となる。ベネチア初出品に続く朗報を受け、深田監督は以下のようにコメントを寄せた。

 「日本からヨーロッパ、今度は北米へ。生まれたばかりの『LOVE LIFE』が出不精な私に代わって旅をしてきてくれます。こんなに嬉しいことはありません。映画を作るとき、どこの国の人に見て欲しいかと考えることはありません。ただ、国や民族に関係なく『愛される』普遍的な映画になればと願っています。可愛い子には旅をさせろ。いろんな国でいろんな人と出会ってこの作品が誰かの記憶にカケラでも残ってくれることを願っています」(編集部・石井百合子)

木村文乃が手話も交え熱演!深田晃司監督のベネチア映画祭出品作『LOVE LIFE』予告編 » 動画の詳細
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