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ジョナ・ヒル、今後は映画の宣伝活動はしないと発表

『ドント・ルック・アップ』プロモーション時のジョナ・ヒル(昨年12月撮影)
『ドント・ルック・アップ』プロモーション時のジョナ・ヒル(昨年12月撮影) - Michael Ostuni / Patrick McMullan via Getty Images

 映画『マネーボール』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などに出演してきた俳優のジョナ・ヒルが、自身のメンタルヘルスのため、今後は映画の宣伝活動は行わないと声明を出した。

【画像】『マネーボール』でのジョナ・ヒル

 ジョナは、『mid90s ミッドナインティーズ』に続く監督2作目『スタッツ(原題) / Stutz』を完成させたところ。同作はジョナと彼のセラピストについてのドキュメンタリーで、メンタルヘルスを題材にしたものだ。ジョナは「この映画の中での自分探しの旅を通して、わたしは20年近くにわたって不安発作を起こし続けており、それはメディア出演やイベンドなどで人前に出ることで悪化しているのだと理解することができました」と新作を手掛けたことをきっかけに気付きがあり、今後は宣伝活動を行わないという決断をするに至ったと明かす。

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 「この映画がこの秋、権威ある映画祭でワールドプレミア上映されることをとてもうれしく思っていますし、同じように悩んでいる人たちの助けになればと思い、世界中の観客に観てもらえるのが待ち切れません。しかしながら、自分を守るためのこの重要なステップを踏んでいる間は、わたしは本作、そして今後のわたしの映画の宣伝活動は行いません。もし表舞台へと出てこの映画を宣伝することでもっと病んでしまったら、自分自身やこの映画に対しても誠実に行動しているとは言えなくなるでしょう」とジョナ。「この声明と映画『スタッツ(原題)』によって、人々がこうしたことについて話し、行動することが、もっと普通のことになればいいと願っています」と続けた。

 先日には、『スパイダーマン』シリーズの俳優トム・ホランドが自身のメンタルヘルスのためにSNSから離れることを発表。度重なる問題行動が波紋を呼んでいた『ジャスティス・リーグ』『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどの俳優エズラ・ミラーも「メンタルヘルスに複雑な問題を抱えている」として治療を開始している。(編集部・市川遥)

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