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目黒蓮、朝ドラ初参加で「自分でも嫌なやつだなと」

最初はすごく嫌なやつな、目黒蓮が演じる柏木弘明。
最初はすごく嫌なやつな、目黒蓮が演じる柏木弘明。 - (C) NHK

 NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土、総合・午前8時~ほか)でヒロイン・舞の同期を演じている 目黒蓮Snow Man)が、自身が演じるキャラクターや撮影現場の様子について語った。

【画像】舞と弘明「舞いあがれ!」

 連続テレビ小説の第107作となる本作は、引っ込み思案のヒロイン・岩倉舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と、再生を描く。桑原亮子嶋田うれ葉佃良太が脚本を手掛け、さだまさしが語りを担当する。出演者は福原のほか、横山裕高橋克典永作博美赤楚衛二山下美月高杉真宙らが名を連ねる。

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 目黒が演じる柏木弘明は、国際線のパイロットの父と、元CA の母の航空一家で育ったエリート。完璧を目指す努力家でプライドが高く、弱みを見せないが、舞と同じチームで訓練を続けるなかで、次第に変化していくというキャラクター。(今井優)

Q:「舞いあがれ!」に出演することが決まったときのお気持ちは?

ものすごくうれしくて、驚きました。“朝ドラ”というものに自分が参加できるのはとても光栄なことだと思います。Snow Man のメンバーもみんな「お前、すごいな!」と自分のことのように喜んでくれて、僕もすごくうれしかったのを覚えています。早く撮影に挑みたいなと、ワクワク感も湧きました。

Q:ご自身の役柄についての印象や、役づくりについてエピソードがあれば教えて下さい。

最初はすごく嫌なやつです。自分でも嫌なやつだなと思いながら演じています(笑)。でも、そこからの感情の振り幅がとても大きい役なので、そこは楽しんでいただけるポイントのひとつだろうと思います。最初から最後までの(シーンの)感情をしっかり整理して、段階を踏んでつなげていくことを意識しています。撮影する順番は前後するのですが、出来上がる映像を想像しながらひとつひとつ計算して作り上げていくのが楽しいです。セリフのなかには難しいものもありますが、柏木は頭のよい役なので岩倉(福原遥さん)に教えるシーンも出てきます。だから、僕自身が人に教えられるレベルで理解しておかなくてはと思い、めちゃめちゃ勉強しました。セリフは丸暗記だと逆に覚えられないので専門用語の意味を一個一個調べ、わからないことは航空学生の方に質問して細部まで理解したうえでやらせてもらいました。だから例えば、(ドラマを撮影している)NHK大阪放送局の近くで空に飛行機が飛んでいるのを見ると「あ、今パス3度かな」とか思ってしまうんですよ(笑)。役づくりのため、鹿児島で操縦体験もしました。もちろん事前に何時間かの講習を受けて「航空機操縦練習許可書」を取ってから機長の隣に座るんですが、最初は水平飛行だけだと聞いていたんです。でも、実際に操縦桿(かん)を握ったら急に「40度で右に旋回してみよう」と言われて。「え、旋回するんですか!?」と。さらには「次はあの大きな雲の横を左に旋回して、空港に戻ろうか」と言われて自分がその通りに操縦するという“ガチ飛び”でした。僕が操縦している間、機長はツアーガイドのように地上に見える鹿児島の名所を説明してくださいましたが、見る余裕なんて全然ありません(笑)。常に落ち着いている機長は、やっぱりすごくかっこよかったですね。 パイロットにあこがれる方の気持ちがよくわかりました。空港が近くなってからは機長が操縦してくださったのですが、大きな滑走路に入っていくのはすごい迫力でなかなか見られない光景でした。忘れられないほど感動しましたね。空は最高でしたし、また飛びたいです。

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Q:収録に参加されてみて、現場の印象はいかがですか?

現場の雰囲気はとても好きです。皆さんが本当に面白いというか、華やかな現場だというイメージがあって、すごくやりやすいです。スタッフさん同士がフォローしあっていて、フォローしてもらったら「すてき!」とお礼の拍手を送るんです。初めて聞いたときにすごくいい現場だと思いました。そういうやりとりに僕の気持ちも高められています。大河内役の吉川(晃司)さんは本当にかっこいい方でした。いい意味でちょっと怖いのかなというイメージがあったんですが、実際にお会いしたらすごくユーモアがあって自由で。その感じがすごくかっこいいなと思いました。印象に残っているシーンはたくさんあります。例えば、同じ部屋になった水島(佐野弘樹さん)にあるセリフを言うシーンですかね。いろいろな感情が入り混じる複雑なシーンだったのですが、向かい合ったときに涙も鼻水もぶわっとあふれ出てきたんです。撮っている瞬間に心が通じ合ったと思っていたら、撮影後に佐野くんも同じように思ったと話してくれました。切ないシーンでしたが、お芝居自体は楽しむことができたかなと思っています。

Q:放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

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航空学校でのストーリーには青春が詰まっています。でもそれだけではなくて、航空学校の学生が本当に大変な課程を乗り越えてパイロットになっていくこと、逆に教官の方もときには厳しい判断をしなくてはならないということも描かれています。そのなかで岩倉が同期の仲間を見捨てずに一生懸命に引っ張っていこうとする姿は、自分一人で全てをやろうとしていた柏木を変える力になっていきます。仲間とともに一個一個壁を乗り越えていくなかで、柏木がどう変わっていくのかという過程もみどころのひとつです。ぜひ朝から皆さんに見ていただいて、ご覧になった方の気持ちがそれこそ「舞いあがる」感じになってくれたらうれしいです。

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