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マーベル・スタジオ、MCUフェーズ5でより多くのアジア系俳優&スタッフ起用へ

映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』より
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』より - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 マーベル・スタジオ作品の製作総指揮を務めるルイス・デスポジートが、シンガポールで開催中の「ディズニー・コンテンツ・ショーケース 2022」のプレゼンテーションにリモートで出演し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ5でより多くのアジア系俳優やスタッフを起用することを示唆した。

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 マルチバース・サーガの序章とも言えるMCUフェーズ4では、多様性に富んだスーパーヒーローが次々とスクリーンデビューを果たした。アジアで見てみると、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』では中国系カナダ人のシム・リウがシャン・チーを演じたほか、韓国の人気俳優マ・ドンソクが『エターナルズ』にギルガメッシュ役で出演。スタッフ陣では、『アベンジャーズ』次回作を撮るデスティン・ダニエル・クレットン監督(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』)、『ノマドランド』でのアカデミー賞受賞も記憶に新しいクロエ・ジャオ監督(『エターナルズ』)がその才能を発揮した。

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 司会者から「フェーズ4に引き続き、フェーズ5でもより多くのアジア系俳優やスタッフ陣が活躍する機会はありますか?」と問われたルイスは「もちろん」と回答。マーベルの巨匠スタン・リーさんの言葉を引用しながら、「マーベルは社会の姿を常に反映する。今の世界は多様性に満ちており、マーベル作品もそれを受け入れなければならない。私たちはエンターテインメントを届ける会社だ。カメラの前に立つ人だけでなく、裏で支える人たちと共に作品を作り上げる。人種・文化・年齢・性別を問わず、一人一人がユニークな視点やアイデアを持ち寄ることで、それが魔法となる。現時点で具体的な作品は言うことは難しいが、間違いなく起こる」と語った。

 また、フェーズ4ではディズニープラス配信の実写ドラマシリーズがラインナップに加わり、MCUのキャラクターが映画とドラマを行き来することが可能となった。ルイスは、フェーズ5でも「より多くのヒーローが劇場映画に加わり、スクリーンで活躍していたキャラクターがディズニープラスにもやってくる」と明言。「ミズ・マーベルは『ザ・マーベルズ(原題) / The Marvels』で帰ってくる。そして、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で初登場したリリ・ウィリアムズ/アイアンハートは、彼女が主役となるドラマシリーズでさらなる活躍が見られる」とフェーズ5における映画・ドラマのインタラクティブな展開に期待を寄せた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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