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強すぎ!「今際の国のアリス」S2でスペードのキングを演じているのは?

「今際の国のアリス」シーズン2よりシーラビ
「今際の国のアリス」シーズン2よりシーラビ - (C) 麻生羽呂・小学館/ROBOT

 Netflixドラマ「今際の国のアリス」シーズン2(配信中)で開始早々、主人公アリス(山崎賢人※「崎」はたつさき)やウサギ(土屋太鳳)らを追い詰め、圧倒的な強さを見せる敵キャラのスペードのキング。エピソード1では顔を見せず不気味な存在感を放っていた彼だが、演じるのはシェイクスピアの舞台などでも活躍する谷田歩。Twitterでは「半年間の軍事訓練、自分史上最大の試練でした」と撮影を振り返っている(※一部ネタバレあり)。

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 本作は、2010年から2016年まで「週刊少年サンデーS」「週刊少年サンデー」で連載された麻生羽呂のコミックを、『図書館戦争』『キングダム』シリーズの佐藤信介監督が実写化したサバイバルドラマの続編。世界70か国以上でトップ10入りしたシーズン1に続き、90か国でTOP10入りし9か国で首位を獲得する反響を呼んだ。ある日突然、命を懸けた“げぇむ”に強制参加させられる謎の世界“今際の国”で目覚めたアリスとウサギが、より過酷さを増していく“げぇむ”に挑み、戦い続ける意味を模索しながら、“今際の国”の正体に迫っていく。

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~以下よりエピソードの詳細に触れています~

 スペードのキングは、エピソード1から“さばいばる”という“げぇむ”で登場。黒のマントをまとい銃を手に、渋谷のスクランブル交差点でアリスやウサギ、チシヤ(村上虹郎)、クイナ(朝比奈彩)、アン(三吉彩花)らに迫り、逃げても逃げても追ってくる。人間離れした謎の男シーラビを演じるのは、マイケル・マンが監督の一人として参加したドラマ「TOKYO VICE」で極悪ヤクザを演じた谷田歩。映画『検察側の罪人』『燃えよ剣』など原田眞人監督作品でも知られる。

 シーラビはエピソード7で再び登場し、頭を剃り上げ左目は白濁、顔面傷だらけの強烈な姿を見せるが、谷田はビジュアルづくりについて「スペードのキングはほとんどマントに目出し帽、顔面全く出てねーじゃん、て弱音を吐いた事もあった。あのマントも目出し帽もアクションしやすいように2種類用意してくれてた。動き易いコスチュームを作ってくれた衣装部にも感謝」とSNSでスタッフに感謝を述べている。

 また、エピソード7ではシーラビが“元の世界”で何者だったのか明かされる展開で、終盤では青柳翔演じる武闘派のアグニと激突する。谷田は青柳とのメイキング写真を投稿し「今際の国のアリス2では、最も多く一緒の時間を過ごしたアグニ 合同訓練では長時間スペードのキングに付き合ってくれた青柳翔くん アクションシーンは、相手をどれだけ思いやれるかで上がるって気付かせてくれた 本当に感謝してる アリガトウ」と共演に触れている。

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 終盤で展開される渋谷109周辺での肉弾戦では、アリス、ウサギ、クイナ、アン、アグニ、ヘイヤ(恒松祐里)らが束になってシーラビに対抗。細い路地裏でのアクションは圧巻で、アクション監督の下村勇二はこの“チーム戦”について「アクションはカメラの引き代の関係でどうしても広い場所でやりがちですが、セットを作るということで、僕たちにとっても日常にある狭い場所でのアクションにチャレンジできる機会となりました。ウレタンマットの上にコンクリート風のシートを貼って、俳優たちが素肌でアクションをしても怪我しにくい工夫を美術部にお願いして。ワイヤーも多いので、撮影部との話し合いも必須でした。シーラビは最強なので、1対1では勝てない。路地裏に誘い込み、クイナがカートを押し、ウサギが上から室外機を落とす。ヘイヤも自販機を倒して、逃げ場をなくす。全員でどんどん追い詰めていくというチーム戦です。この流れができたのは狹い路地裏ならではでした」と撮影の裏側を明かしている。(編集部・石井百合子)

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