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中島裕翔、もしマンホールに落ちたら?メンバーに連絡

中島裕翔(Hey! Say! JUMP)
中島裕翔(Hey! Say! JUMP)

 映画『#マンホール』(2月10日公開)で主演を務める中島裕翔Hey! Say! JUMP)が、本作を通じて感じたSNSの集団心理に恐怖や、主人公と同じ状況に陥った場合について語った。

【画像】中島裕翔『#マンホール』で必死の形相

 本作は、営業成績ナンバー1のデキる男・川村俊介(中島)が、社長令嬢との結婚式前夜、渋谷で開かれたサプライズパーティで酩酊し、帰り道で不覚にもマンホールの穴に落ちてしまうことから物語が展開する。足に深手を負った川村は、警察に助けを求めるもまともに取り合ってもえらない。唯一、連絡が取れた元カノに助けを求めることができたが、そこである疑念が発覚する。

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 マンホールに落ちる、という特殊な設定の本作だが、中島がもしマンホールに落ちた場合は、「僕らの立場として、一番すべきなのは、事務所に電話です。マネージャーに連絡して、『すみません、マンホールに落ちちゃいました』って言います」と冷静に回答。「それでもダメだったらメンバー。グループメールに送ります。誰か見ろって(笑)」と Hey! Say! JUMP のメンバー全員に連絡するという。

 「知念(侑李)とかはいつも反応は早いんです。でも、知念はトラブルごとを避けるタイプ。危険察知能力が高いので、『これ大丈夫?』って助けを用意することはしてくれるかもしれないけど、助けには来ないかもしれない(笑)。もし知念が来たら、カメラとか持ってきそう。あの人、山田(涼介)さんのYouTubeとか出て、たまにカメラ回したりしてるんで。ネタだ! って」と分析しつつ、「今回、そういったSNSを使う描写もありますけど、世相を反映している」とスマホを当たり前のように使い、SNSが生活に根付いているからこその演出があると明かす。

 劇中では、SNSをきっかけに「正義に乾杯」と己の正義を振りかざす人が登場するが、中島も「なにが正義なのか」とネット社会の集団心理に怖さを覚えたという。そして、「この作品ではたまたまマンホールとなっていますが、どん底に落ちる瞬間ってある。絶頂にいる時、気をつけてください」と警告する。

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 また、追い詰められ感情がむき出しになる川村を演じたことで、心身共に疲労したそうで、「突拍子もない役やサイコパスの役は、作品として観たときには『この人すごい』と取り上げられやすい対象になると思うんです。でも、そのぶんの代償がある。役者さんが身を削ってるんだなって、気持ちがちょっとわかった気がして」と身をもって実感。川村の同期・加瀬悦郎役の永山絢斗とは、「永山さんが暗い役を演じられたときの話をさせていただいて。『大変だよね』『疲れるよね』」と役者同士の苦労を分かち合った。

 撮影では、マンホールのセットでほぼ一人の撮影が続き、「薄暗い、水浸しのところに毎日毎日通って。雨が降っているシーン以外もずっと濡れてるんです。何回も濡らさなくちゃいけないし、泡も意外とスーツが吸収するので結局全身ビチョビチョ」と苦労を明かし、「寒さをしのぐためと汚れを落とすために簡易シャワーを用意してくださったので、そこでシャワー浴びて帰ることが毎日の楽しみ。そんな些細なことが、ちょっとほっこりするぐらい疲弊してたかもしれません。いまだから軽く言えるけど(笑)」と苦笑する。

 なお、本作の撮影後は、主演ドラマ「純愛ディソナンス」(2022年7月期)の撮影に入ったという中島。同ドラマではピアノを弾くシーンもあったが、『#マンホール』の撮影でピアノの練習時間がなかなか取れなかったそうで、「『動画と音源を送りますので習得しておいてください』と言われて。(マンホールのセットにいる)こんな状態で、『亡き王女のためのパヴァーヌ』なんて弾けるかよ! なんて思いながら。その時は感情ぐちゃぐちゃでした。練習しなきゃいけなかったんですけど」とすぐに切り替えなくてはならなかったそうだ。(編集部・梅山富美子)

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