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「どうする家康」侍女・美代を演じたのは元アイドルの19歳 主演映画が待機中

第10回「側室をどうする!」より中村守里演じる美代
第10回「側室をどうする!」より中村守里演じる美代 - (C)NHK

 12日に放送された松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜、NHK総合夜8時~ほか)第10回「側室をどうする!」で、家康の側室・お葉(北香那)の運命を変えた侍女・美代を演じた中村守里(なかむら・しゅり)に注目してみた。

【画像】守綱にナンパされる美代

 第10回では、家康(松本潤)の母・於大(松嶋菜々子)が、家康と瀬名(有村架純)の子が少ないことを心配し、側室を迎えることを提案。於大と瀬名による厳正な“側室オーディション”を経て、不愛想だが働き者で肝の据わった侍女・お葉が、家康の初の側室に選ばれる。

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 中村演じる美代は、冒頭で“家康のジャイアン”こと木村昴演じる渡辺守綱(わたなべ・もりつな)にナンパされるシーンから登場。逃げようとする美代に「気楽に考えりゃいいんだよ。仲良くしようぜ」と壁ドンならぬ柱ドンで迫る守綱を、お葉は腕をひねり上げて阻止。その後も水汲みの際によろけそうになった時にお葉が支える場面も。酒井忠次の妻・登与(猫背椿)いわく、城勤めの侍女たちには普段は影が薄いが人の嫌がる仕事を進んで引き受け万事そつがないお葉に憧れる者が多く、美代もイノシシを一撃で倒すお葉の姿に圧倒されていた。

 そうして人柄を見込まれて家康の初の側室となったお葉だが、彼女の運命を変えることとなったのが美代。これまで「殿方が苦手だった」お葉は美代に惹かれることで自身の本当の気持ちに気づき、死を覚悟である決断を下す。

 「小柄で控えめで、か弱そうに見えて芯の強い」美代を演じたのは、元ラストアイドルの中村守里。バレエ、ダンス、水泳などを得意とし、7歳から12歳まで続けた新体操では全国大会に出場。2018年の主演映画『書くが、まま』ではインディーズ映画の祭典「MOOSIC LAB 2018」で最年少15才で最優秀女優賞を受賞。近年は映画『アルプススタンドのはしの方』(2020)で2019年の舞台に続き成績優秀で内気な高校生の宮下恵役を、萩原利久八木勇征主演のドラマ「美しい彼」で控えめな高校生の倉田役を好演。今年は放送中の月9ドラマ「女神の教室 ~リーガル青春白書~」にゲスト出演し、青木柚とダブル主演を務める青春映画『まなみ100%』の公開を控えている。

 出演シーンは長くないものの柔らかで可憐なたたずまいで視聴者を魅了し、放送後、中村のTwitterでは北香那との笑顔の2ショットを投稿。名コンビに「かっこよかった」「美しかった」「感動しました」と絶賛の声が寄せられている。(編集部・石井百合子)

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