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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』ヨンドゥ役俳優はどう観たか?シリーズ完結への思い【来日インタビュー】

初日から日本のファンと交流したマイケル・ルーカー(「大阪コミコン」会場で撮影)
初日から日本のファンと交流したマイケル・ルーカー(「大阪コミコン」会場で撮影)

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでヨンドゥを演じたマイケル・ルーカーが、5日にインテックス大阪で開幕した「大阪コミックコンベンション2023」(以下、大阪コミコン)に参加するため来日を果たした。オープニングセレモニーを終えたばかりのマイケルが会場内でインタビューに応じ、シリーズ完結への思いを語った。

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 大阪コミコン開幕前日に日本に到着したというマイケルは、「まるでトワイライト・ゾーンにいるかのような不思議な感覚です。時差ボケもあって昨日はあまり眠れませんでしたが、今朝おいしいお茶をいただいてリラックスできたので、今はとてもいい気分です」と笑顔で語る。「最後の来日(※マイケルは2018年にショーン・ガンと『ハリコン』に参加)からビックリするほど何も変わっていません。日本のみなさんも、コロナ禍を経てもとの生活へ戻りつつあると思いますし、こうしてまた日本で会うことができるのは幸せなことです」

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 日本では、2日前に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が公開初日を迎えたばかり。マイケルは日本時間4月28日にアメリカ・ロサンゼルスで行われたワールドプレミアに出席しており、すでに同作を鑑賞している。自身の代表作となった『ガーディアンズ』シリーズの完結を、マイケルはどのように受け止めたのか?

 「いろいろな感情が詰まった作品でした。たくさんの出来事が完結編では起こりますし、2回、3回と何度も観たくなりました。鑑賞する度に、きっと新しい発見があるはずです。それくらい、この映画はディティールにこだわっていて味わい深い作品です」

 シリーズを手がけた盟友ジェームズ・ガン監督や、クリス・プラットら共演者には、プレミア会場で直接祝福の言葉を伝えた。「キャストが揃っていたので、作品を鑑賞した後、みんなに『おめでとう』と伝えました。全員で一丸となって完成させた美しき完結編。ジェームズや仲間たちとその喜びを分かち合いました」

マイケル・ルーカー、筋肉もスゴい!(「大阪コミコン」会場で撮影)

 2014年の1作目から、9年かけて紡がれてきたガーディアンズたちの物語。マイケルにとって、ヨンドゥを演じていて最高だった瞬間は、2作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に登場するヨンドゥの名セリフ「俺はメリー・ポピンズだ!(I’m Mary Poppins, y’all!)」を口にした時だという。

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 「どの映画館でも自然と笑いが起こっていました。同時に、ヨンドゥが迎える悲しい結末に胸が締め付けられ、涙を流す人も多かった。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』という一つの作品で、“笑いの爆発”と“感動の爆発”を同時に経験することができました。対局にある二つの感情を引き出すことができたのは、役者として非常に名誉なこと。今後、同じ経験は二度とできないかもしれません。ガーディアンズとして過ごした日々の中で、最も大切な瞬間でした」

 ジェームズは本作をもってマーベルから離れ、今後はDCスタジオのトップとしてDCユニバースを手がけていく。ジェームズが監督したDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』にも出演していたマイケルは、さらなるタッグの可能性について「もちろん前向きです。ですが、現状は何も話し合っていません」と告白。「役者として、マーベルだけ、DCだけという契約は決して結びません。スタジオや制作会社が能力を評価してオファーしてくださった役であれば、全力で演じます」と意気込んでいた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「大阪コミコン2023」は5月7日までインテックス大阪で開催中

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