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「どうする家康」走れ強右衛門に号泣!岡崎体育の切ない歌声も話題

第21回「長篠を救え!」より亀姫(當真あみ)と鳥居強右衛門(岡崎体育)
第21回「長篠を救え!」より亀姫(當真あみ)と鳥居強右衛門(岡崎体育) - (C)NHK

 4日放送の松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜、NHK総合夜8時~ほか)第21回「長篠を救え!」では、大河ドラマ初出演となるシンガーソングライター・岡崎体育が演じる鳥居強右衛門(とりい・すねえもん)をメインにした哀しくも美しいエピソードが「泣ける」と猛反響を呼び、「強右衛門」「岡崎体育」の名がTwitter上位トレンド入りした(※一部ネタバレあり)。

【画像】岡崎体育、爪痕残す熱演!強右衛門、涙の名場面集

 第21回では、武田軍に包囲された奥三河の長篠城城主・奥平信昌(白洲迅)が徳川に救いを求めるため、強右衛門を岡崎城に送り出した。強右衛門から手紙を受け取った家康は信長(岡田准一)に援護を求めるも、伯父・水野信元(寺島進)と織田の筆頭家老・佐久間信盛(立川談春)からは案の定、徳川だけで何とかしろというつれない返事。頭に血が上った家康が「今すぐ助けにこなければ織田と手を切る」と強気に出たところ、これが最悪な事態を引き起こすことになる。

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~以下ネタバレを含みます~

 岡崎演じる強右衛門は、“ろくでなし強右衛門”と呼ばれる奥平家の地侍。奥三河から走り、泳いで岡崎城にたどり着くと、家康の娘・亀姫(當真あみ)に救われた。普段はやる気も勇気もない男だが、家康が「亀姫を信昌に嫁がせるべし」「家臣にならなければ手を切る」と信長に脅され、あわや決裂しそうになったところに「どうか長篠を救ってくださいまし」と必死に懇願。続いて亀姫が信昌への輿入れを信長に申し出、さらに瀬名がフォローすることで場が収まる流れとなった。

 再び走り、泳いで奥三河にたどり着くも武田に捕らえられた強右衛門は勝頼(眞栄田郷敦)より駆け引きを持ち掛けられ、一度は受け入れるも葛藤のすえに命を懸けて信昌に忠義を尽くす決断を下した。奥三河を救うために惨い末路をたどった強右衛門、そして岡崎の熱演に、ネット上では涙腺決壊の感想が続々。「これは泣く」「かっこいい!」「体育くんに泣かされるとは」と胸を揺さぶられた視聴者の声が寄せられ、「走れ~、走れ~、強右衛門」という岡崎の切ない歌声も「聴かせる」と話題を呼んだ。

 第21回では、父のため徳川のためにと凛々しい姫に成長した亀姫、ふつふつと怒りをたぎらせながら「さあ、さあ、さあ、さあ、どうする家康?」と家康に選択を迫る信長も話題を呼び、「亀ちゃん」「タイトル回収」のワードもトレンド入りした。(編集部・石井百合子)

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