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タランティーノ監督『キル・ビル』Vol.3は実現しないと断言

映画『キル・ビル』より
映画『キル・ビル』より - Miramax / Photofest / ゲッティ イメージズ

 クエンティン・タランティーノ監督(60)が、ユマ・サーマンを主演に迎えた映画『キル・ビル』シリーズの第3弾は制作しないとベルギーメディア「ド・モルゲン」のインタビューで断言した。

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 『キル・ビル』『キル・ビル Vol.2』は、ユマ演じる元殺し屋“ザ・ブライド”が、夫とおなかの子を殺したかつてのボス、ビルと組織に戦いを挑む復讐劇。タランティーノ監督のジャンル映画への愛が込められた本作には、日本から千葉真一栗山千明も出演し、大ヒットを記録した。

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 かつては第3弾に意欲を示していたタランティーノ監督だが、現在は「そんなことは起こらない」と制作を否定。以前から報じられているように、現在は監督10作目にして引退作となる新作映画『ザ・ムービー・クリティック(原題) / The Movie Critic』を準備しており、1970年代を舞台にした、映画評論家についての映画になると語っている。

 『キル・ビル』の新作について主演のユマは、2022年に出演したSiriusXMの番組「The Jess Cagle Show」内で、「何も言えることはありません。何年も話し合われてきましたし、実現する可能性もあったけど、それもかなり昔のことです。差し当たってすぐに実現することはないでしょう」と語っていた。『ザ・ムービー・クリティック(原題)』で実際にタランティーノ監督が引退するとなれば、第3弾が実現する可能性は限りなく低そうだ。(編集部・入倉功一)

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