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アニメ『窓ぎわのトットちゃん』トットちゃん声優は7歳・大野りりあな 黒柳徹子との対面に「夢じゃないの!?」

トットちゃんが対面 子役の大野りりあなと黒柳徹子
トットちゃんが対面 子役の大野りりあなと黒柳徹子 - (C) 黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会

 黒柳徹子の自伝的小説を初めて映画化するアニメ『窓ぎわのトットちゃん』の特報映像が公開され、主人公・トットちゃんの声を、7歳の子役・大野りりあなが担当することが明らかになった。

【動画】アニメ『窓ぎわのトットちゃん』特報

 本作は、第二次世界大戦が終わりを迎える少し前の激動の時代を背景に、黒柳が自身の幼少期を自伝的に描いた、同名ベストセラー初の映画化作品。落ち着きがないことを理由に小学校を退学になった主人公のトットちゃんが、東京の自由が丘に実在した「トモエ学園」に転校し、子どもの自主性を重んじる校風のもと、生き生きとすごす姿が描かれる。

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 オーディションでトットちゃん役に抜擢された大野りりあなは、雑誌「ぷっちぐみ」(小学館)のモデルを務め、TBS系金曜ドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(TBS)や、UR賃貸住宅のテレビCMなどにも出演する注目の子役。

 大野は「年長さんの時に将来、女優やアナウンサーの道に進みたいと思いました。でも、成功するかどうか不安だった5歳の時、お母さんが徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』の本を買って読んでくれました。『こうやって勇気を出して成功している人がいるんだな』と思い、勇気をもらったので本当に感謝しています」と明かし、「徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』が私を勇気づけてくれたみたいに、笑顔と勇気と感動を届けられるような映画にできるように頑張ります!」と意気込みをコメント。

 初めてのアフレコでは、サプライズで黒柳と初対面を果たし、「夢かと思って自分のほっぺをビンタしてみたら本当に痛くって……。『やっぱり夢じゃないの!?』と思ったら、震えちゃうくらいびっくりして。でも憧れの徹子さんに会えたのが本当に嬉しくて、今にも泣きそうなくらいです!」と興奮を隠しきれなかった様子。

「トットちゃんのイメージにぴったり」(C) 黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会

 一方の黒柳は「小さい頃のイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりで嬉しかったです」と絶賛。本編のアフレコに臨む大野へのアドバイスを求められると、「彼女はもうトットちゃんのようなので、アドバイスの必要はないと思います。元気にやってくだされば大丈夫」と太鼓判を押している。

 監督は『映画ドラえもん』シリーズの八鍬新之介。八鍬監督は大野について「りりあなさんをトットちゃん役に選んだ理由はとてもシンプルで、彼女の言葉がセリフに聴こえなかったからです。まるでトットちゃん自身がそこにいるかのようにナチュラルでした。彼女のキュートなお芝居を劇場で楽しんでください」と語っている。(編集部・入倉功一)

映画『窓ぎわのトットちゃん』は12月8日より全国東宝系で公開

映画『窓ぎわのトットちゃん』特報 <2023年12月8日(金) 公開> » 動画の詳細
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