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松本潤「どうする家康」クランクアップ!最終回は15分拡大放送

「どうする家康」キービジュアル
「どうする家康」キービジュアル - (C)NHK

 現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8時~NHK総合ほか)のおよそ1年5か月にわたる撮影が26日に終了し、徳川家康役で主演を務めた松本潤、制作統括・磯智明チーフ・プロデューサーがクランクアップを迎えた心境を語った。

【画像】第2回、白兎時代の家康

 『コンフィデンスマンJP』シリーズの古沢良太が、さまざまな試練に直面しては「どうする?」と選択を迫られていく徳川家康の姿を等身大に描く本作。大河ドラマ初出演にして主演を務めた松本は、全撮影を終え「最後のカットを撮る前、一度スタジオを出ると、クランクアップを祝うためたくさんの共演者の方が集まってくださっていました。その顔を見たら感動して集中が切れそうになったのですが、ここまでみんなで作ってきた作品の有終の美を飾るため、気持ちを込めながら最後の撮影に臨みました。クランクアップの瞬間に湧き上がったのは、ただただ感謝の気持ちです。この作品のテーマである『チームプレイ』を長い時間かけて築き、チーム全員で一つの作品を創ってきたんだと改めて感じ、皆さんに心からの感謝を伝えたいと思いました」とコメント。

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 座長としての立場、そして1年以上かけて同じ役を演じる大河ドラマならではの経験を、「撮影の前半は『どういうチームの形にすべきか』をすごく考えましたし、引いた目線で現場を見ていました。でも後半、瀬名を失い、信長が亡くなるあたりから新たなフェーズに入って、自分の芝居や、古沢良太さんの脚本と向き合うことによりフォーカスすることができたと思います。これは1年以上1つの役をやり続けなければできないこと。チームに対して、家康が成長して変わっていくさまを見せたかったし、どれだけ新鮮で面白い表現にチャレンジできるか、勝負したかった。どこまでできたかはわかりませんが、古沢さんの脚本とスタッフの皆さんの力で、今までとはまた違った家康像が出来上がったんじゃないかなと思います」と述懐。最終回に向け、「ここまで見てくださった方々、本当にありがとうございます。ここからよりスピード感が上がり、よりドラマチックになり、本当に面白い終盤戦になるはずです。ぜひ最後まで楽しんでいただけたらと、切に願います」と視聴者に感謝を述べた。

 そんな松本を長きにわたって見守った磯CPは、「ついにクランクアップを迎えました。明日から、この熱い現場と会えなくなるのは、とても寂しいです。三河家臣団に負けないくらいの団結力を誇る出演者、スタッフのみなさんともお別れです。本当に本当にお疲れさまでした」とロスを告白しつつ、キャストやスタッフに労いの言葉。

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 古沢の脚本の魅力を「古沢良太さんの描く徳川家康は人間味に溢れ、大きな出会いと別れを繰り返し、成長を重ねていく物語に引き込まれました。連載漫画を待ちわびる少年のような気持ちで毎回、台本を受け取りました」と語りつつ、主演の松本を「家康そのもの」と絶賛。「この家康の生涯を演じきった松本潤さん、大役を担って頂き、ありがとうございました。年を重ねる中で、白兎から狸へと変貌する家康。つねに誠実に責任感を持って役に向き合う姿勢は、家康そのものでした。スタジオに向かう松本さんの背中に、天下泰平という重責を背負い続けた家康を重ねたこともありました」と惜しみない賛辞を送った。

 最終回(48回)は、12月17日放送予定。磯CPは「放送は、関ヶ原の戦い、大坂の陣と大きな山場は続きます。最終回(12月17日放送予定)は15分拡大版(60分尺)、松潤家康の最後にぜひご期待ください。そして、11月10日の『あさイチ・プレミアムトーク』には松本潤さんが生出演します。撮影を終えたばかりの松本さんが何を語るのか、ご覧頂けると幸いです」と視聴者に呼び掛けた。(編集部・石井百合子)

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