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『ゴジラ-1.0』堀田艦長役・田中美央、15回鑑賞で目撃情報も「声かけられない」

「海神(わだつみ)作戦を開始する」の名セリフも飛び出した田中美央
「海神(わだつみ)作戦を開始する」の名セリフも飛び出した田中美央

 映画『ゴジラ-1.0』でゴジラ討伐作戦の指揮を執る駆逐艦雪風の元艦長・堀田辰雄を演じた俳優の田中美央が12日、TOHOシネマズ日比谷で開催された、モノクロ版『ゴジラ-1.0/C』(ゴジラマイナスワン/マイナスカラー)の上映に合わせた舞台あいさつに出席し、劇中の決めゼリフで会場を沸かせた。この日は主演の神木隆之介をはじめ、浜辺美波佐々木蔵之介山田裕貴が登壇。山崎貴監督もリモートで参加した。

【画像】アメリカの観客が絶賛!『ゴジラ-1.0』北米プレミアの様子

 本作は、『ゴジラ』シリーズ70周年記念作品にして、日本製作の実写版ゴジラ30作品目となるメモリアル映画。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』、『STAND BY ME ドラえもん』シリーズなどの山崎貴が監督、脚本、VFXを担当し、終戦直後の日本に上陸したゴジラの恐怖を描く。

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 『ゴジラ-1.0』のイベントに初参加となった田中が、壇上から「海神(わだつみ)作戦を開始する」と劇中の名ゼリフを発すると、会場からは大きな拍手が。さらに司会者から促されると「衝撃に備えろ~!」と臨場感たっぷりにセリフを披露する。

 続けて田中は「まさかこの場に立たせていただけるなんて、ありがたい限りでございます」と飛び切りの笑顔を見せると、この日から公開となった『ゴジラ-1.0/C』について「わたくし我慢しきれずに、朝10時の渋谷のTOHOシネマズでモノクロ版観てきました。まだ興奮しています」と報告し、さらに会場からの拍手を浴びる。

 昨年11月3日の公開後、昨日までの70日間で興行収入52.1億円を突破したのをはじめ、北米やイギリスでも好成績を記録し、全世界興収は140億円を突破。第96回アカデミー賞視覚効果賞の最終選考リスト10作品にもあげられている『ゴジラ-1.0』。

 会場にもゴジラのフィギアを持ったファンや何度も観に行ったという観客からの報告があるなか、田中は「周りの友達が1回ならず2回、3回観に行ってくれているようです」と述べると「実は僕、今日のモノクロを入れて15回観に行っているんです」と報告して会場を驚かせる。

 司会者から「目撃情報もあるようですよ」と問われた田中は「僕一度も声を掛けられたことはないんですよ。でもよく日比谷のゴジラ像の前にポツンと座っているんですけれどね」とジョークを飛ばして客席を笑わせていた。(磯部正和)

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