新マーベルドラマでスタッフが転落死

　マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の新作ドラマシリーズ「ワンダーマン（原題） / Wonder Man」の撮影現場で、ケーブルなどを扱うスタッフのフアン・カルロス・オソリオさん（41）が作業中に高所から転落し、死亡した。Deadlineなどが報じた。

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　事故は、ロサンゼルスにあるラドフォード・スタジオで現地時間6日に発生。昨年の脚本家及び俳優組合によるダブルストライキの影響で撮影が止まっていた同作はまもなく撮影再開が予定されており、オソリオさんらスタッフはセットで準備にあたっていた。

　現在は、カリフォルニア労働安全衛生局が事故の調査を行っている。マーベル・スタジオは「彼の家族と友人たちに、心からお悔やみを申し上げます。われわれは事故調査を支援しています」と声明を発表した。

　「ワンダーマン（原題）」は、『シャン・チー／テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットン監督と「ブルックリン・ナイン-ナイン」のアンドリュー・ゲストがクリエイターを務めるドラマ。『アクアマン／失われた王国』や『マトリックス　レザレクションズ』のヤーヤ・アブドゥル＝マティーン二世がスタントマンからスーパーヒーローになったワンダーマン／サイモン・ウィリアムズにふんし、『シャン・チー／テン・リングスの伝説』でも活躍したベン・キングズレー演じるトレヴァー・スラッテリーも再登場予定だ。配信日は未定。（編集部・市川遥）