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『ロード・オブ・ザ・リング』新作映画、2026年公開へ!ゴラムがメイン

いとしいしと
いとしいしと - Warner Bros. Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデイビッド・ザスラフCEOが、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの新作実写映画の製作を、2026年公開を目指して進めていると投資家向けの収支報告の中で発表した。現状のタイトルは『ロード・オブ・ザ・リングズ:ザ・ハント・フォー・ゴラム(仮題) / Lord of the Rings: The Hunt for Gollum』で、ゴラムにフォーカスした作品となる。

【画像】あれから20年…『ロード・オブ・ザ・リング』キャストの現在

 作家J・R・R・トールキンの長編ファンタジー小説「指輪物語」をピーター・ジャクソン監督が映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』3部作(2001~2003)は、世界興行収入30億ドル近く(約4,650億円)を上げる大ヒットを記録。完結編『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は、アカデミー賞で作品賞など11部門受賞の快挙を達成した。それから約10年を経て、前日譚にあたる『ホビット』3部作(2012~2014)も製作されている。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)

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 それからさらに約10年、ワーナーが再び『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの新作実写映画を複数製作すると発表したのは2023年のことだ。その第1弾が『ロード・オブ・ザ・ロングズ:ザ・ハント・フォー・ゴラム(仮題)』で、アンディ・サーキスがゴラムを再演するだけでなく、監督も務める。さらに、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を成功に導いたジャクソン監督、脚本家/プロデューサーのフランシス・ウォルシュフィリッパ・ボウエンの3人もプロデューサーとして参加し、全てのプロセスに関わることが決まった。

 現在は脚本開発の初期段階で、ウォルシュとボウエン、そしてフィービー・ギティンズ(ボウエンの娘)、アーティー・パパイエルイオが作業中とのこと。まだ映画で語られていないストーリーを掘り下げることになるという。

 なお、ワーナーの下では『ロード・オブ・ザ・リング』の実写映画シリーズとは別に、神山健治監督によるアニメーション映画『ザ・ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ウォー・オブ・ザ・ローヒリム(原題) / The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim』も進行中だ。『ホビット』の200年前を舞台にした作品で、今年12月13日の米公開が予定されている。(編集部・市川遥)

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