ジェシー、照れ屋を認める「いつもボケてごまかしていました」

SixTONESのジェシーが26日、都内で行われた映画『お嬢と番犬くん』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。本作を鑑賞したファンのコメントを読み間違えて赤面する一幕があった。
2023年にアニメ化もされた、はつはるの同名コミックを福本莉子とジェシーのダブル主演で実写化した本作。極道の孫であることを隠す女子高校生・瀬名垣一咲(福本)が、ボディーガードを務める若頭・宇藤啓弥(ジェシー)に振り回されながら恋と青春を謳歌(おうか)しようとするラブコメ。イベントには福本と小林啓一監督、挿入歌「銃口にハートを向けて」を担当したシンガーソングライターの乃紫(のあ)も登壇した。
ジェシーは本作をすでに三度観たといい、「何回も観ていますけど、毎回キャラクター一人一人を目線を変えながら見ていました。(シーンを見てそのキャラクターが)今、こういう気持ちなんだろうなって思いながら見ていて、自分でも面白いと思いました。友人からも面白かったとメールをもらえて、この作品に出会えてよかったと思っています」としみじみと話す。
ステージ上には観客の感想コメントが書かれた特大ボードも用意され、ジェシーはコメントの中に「爆音でかかったバリアが良すぎた」という主題歌に対する感想を見つけて感慨深げ。「あの曲が締めでよかったと思っています。SixTONESでよかった」と話す一方で、ファンがジェシーのコメントにくすくす笑い始めると、「何か面白い?」と客席に問いかけ。
やがてジェシーは当初「爆音でかかった」を「爆音(が)でかかった」と読み違えていたことに気付き、赤面。「恥ずかしい。熱くなってる」と照れ笑いを見せた。小林監督から「色気がある」と褒められると、またも恥ずかしそうな表情。小林監督は「奥深い色気を持っている」と評する一方、現場ではあからさまに褒め言葉をいうと「照れ屋ですぐふざけちゃう」とジェシーのお茶目な一面を紹介した。
ジェシーは「(褒められると)恥ずかしいんです。いつもボケてごまかしていました」と撮影現場を回顧。また、目で芝居をすることが多かったという本作の撮影について「劇場で観る人のことも考えて、大袈裟すぎてもいけないと意識しながら、目で訴える演技をしていました」とアプローチに触れていた。
終盤には乃紫が「銃口にハートを向けて」を生歌唱。ジェシーは乃紫から「啓弥さんのビジュアルがジェシーさんとそっくりでした。頬骨のあたりが特に」と声をかけられると、大照れ。乃紫は「愉快な方だと思いました。ムードメーカーなんだなって」とも話していた。(取材・文:名鹿祥史)


