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長さ10メートル!実写版『白雪姫』ガル・ガドット演じる女王の超ゴージャスな衣装のこだわりがすごい

高身長のガル・ガドットに合わせた美しいドレス - 映画『白雪姫』より
高身長のガル・ガドットに合わせた美しいドレス - 映画『白雪姫』より - (c) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 ディズニー実写版『白雪姫』(公開中)から豪華絢爛な衣装についてのメイキング映像が公開され、再現度の高さが話題になっているガル・ガドット演じる女王の衣装の秘密が明らかになった。

【動画】実写版『白雪姫』特別映像~衣装ができるまで~

 本作の衣装デザインを担当したのは、3度のアカデミー賞に輝き、実写版『シンデレラ』も手掛けたレジェンド、サンディ・パウエル。今回公開された映像では、彼女がアニメーション版でおなじみの白雪姫や女王のアイコニックなドレスの数々をどのように実際の衣装にしていったのかが語られている。

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 美と権力に執着し、白雪姫の命を狙う邪悪な女王を演じたガルは「衣装は役づくりに大きな影響を与える。女王の衣装は美しくて大好き」とパウエルが手掛けた衣装の数々を大絶賛。本編に登場する全9種のドレスの中でも最も象徴的といえるのが、女王が歌う劇中歌「美しさがすべて」でのパープルのドレスだろう。アニメーション版の女王の姿を参考に作られたこのドレスには、全面きらびやかなスパンコールが手作業で施されている。

 さらには他のどのキャラクターよりも多くの生地が使用された約10メートルのゴージャスなマント、400個以上の石があしらわれたネックレス、ガラス片に似た重厚感あるデザインながら手作業のペイントにより軽量化も叶えた王冠という、徹底したこだわりが光る。サンディの衣装はどれも、アニメーション版をリスペクトしながら、キャストの個性や実際に演技やダンスに没頭できるかといった実用性、そして照明との相性まで緻密に計算し尽くされているのだ。

 ちなみに、パウエルら衣装チームは、村人たち一人ひとりの衣装もオリジナルで制作。何千メートル分もの生地を購入し、それぞれを染めた上でペイントを施して、帽子、靴、エプロン、ベルト、バッグなどを合わせると約1,800点の衣装を手掛けることになった。メガホンを取ったマーク・ウェブ監督は「映画の芸術性を高めてくれた」とパウエルの手腕をたたえている。衣装の細部にまで宿るこだわりを大スクリーンで堪能したい。(編集部・市川遥)

映画『白雪姫』は公開中

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