松坂桃李、くまのパディントンは「僕の数少ない友」7年ぶり再会に感激!

松坂桃李が9日、都内で行われた映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(5月9日公開)のジャパンプレミアに登壇し、数少ない友との再会に感激しつつ、本作の収録を振り返った。この日は、吉田羊、三戸なつめ、大平あひる、そして、パディントンの着ぐるみも出席した。
【画像】吉田羊&三戸なつめ美麗衣装で登場『パディントン 消えた黄金郷の秘密』プレミア
本作は、マイケル・ボンドの児童文学を実写化した映画『パディントン』シリーズの第3弾。イギリスのブラウン家で暮らすくまのパディントンは、ルーシーおばさんに会うために一家とペルーへ旅行に出かけるが、ルーシーが失踪してしまう。パディントンはおばさんを捜すため、インカの黄金郷があるという、ジャングルへと向かう。
2018年に公開された前作『パディントン2』から7年ぶりの新作。3作品にわたりパディントンの日本語吹替を務めた松坂は「7年ぶりに、僕の数少ない友に会うことができました。本当にうれしいです。ありがとう、パディントン。久しぶり」とにっこり。アフレコについて「ブースにパディントンのぬいぐるみが置かれていて“監視”されるように……“見守って”いただいて、その中でやらせていただきました。パディントンの姿を見ると、思い出してくるものですね。英国紳士の気持ちと真摯(しんし)に人と向き合う純粋な気持ち。収録しながら心が浄化されていきました」と振り返った。
また、松坂は「今回は叫び(の演技)が多かったかもしれないですね。多くて2時間半とか、ずっと叫んで、後半は(声が)カスカスになりました」と苦労ものぞかせつつ、「今回、パディントンは能動的に動くというか、おばさんが一番大好きで大切なので、今まではブラウンさんたちに巻き込まれながらだったんですけど、今回はパディントンがブラウン一家を巻き込んでジャングルに行くという男らしい一面も(見られます)」とアピールした。
そんな本作にちなみ、「新しいスタートを切ったときの印象的なエピソード」を問われた松坂は「4月1日ちょうどに、新しい作品がクランクインしまして、すごく気持ちがいいなと思っていたら、台本を当日忘れる……。すごく不安でしょうがなくて、気が気じゃなかったです。一応、せりふは入っているけど手元にないと不安。悔しい~! というのがありました。ギリ(周りには)バレなかったですけど、現場に入ると台本はお守りみたいな存在になるので、お守りがないのがすごい不安でした」と残念そうに話していた。(錦怜那)


