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実写版『白雪姫』まさに女王!月城かなとが圧巻の歌声披露「美しさがすべて」特別映像公開

 ディズニーの実写ミュージカル版『白雪姫』(全国公開中)で、ガル・ガドット演じるヴィラン・女王の吹替版声優を担当する、元宝塚歌劇団の月組トップスター・月城かなとが、劇中歌「美しさがすべて」を歌う特別映像が公開された。

【動画】月城かなと熱唱「美しさがすべて」特別映像

 アニメーション版でもお馴染みの人気キャラクターや名曲群に加え、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のパセク&ポール作によるミュージカルナンバーが映画を彩る本作。女王の声を担当する月城の演技には「声のお仕事初めてとは思えない! 最初の吐息からもう平伏したくなるし、場面ごとの声の演じ分けすごい。『美しさがすべて』も納得でしかない」「“これぞヴィラン!!”って感じのナンバーで最高すぎた」など称賛の声もあがっているという。

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 公開された特別映像で月城は、まさに“女王”そのものの存在感で圧巻の歌声を披露。収録時を思い出しながら、“女王”を全身で表現したという。女王として歌い上げた「美しさがすべて」について、月城は「ツンと澄ましているだけではない女王のキャラクター性が表れている曲。見た目の美しさ、隙のなさ、内に秘めたもっと権力が欲しいという欲望、人を見下しているようなところもあれば、心の底から軽蔑しているかのようなどろどろしているところもある……女王の様々な面が表現されています」と説明している。

 また、歌唱シーンを演じる上で参考にしたのは、やはりガル・ガドットの演技。「ガル・ガドットさんの演技を観て、女王は見た目の美しさだけではなく、美しさで手に入る権力がほしいのだと感じました。力を持っている自分こそが美しい、だからこそ自分の意見を押し通そうとする女王の力強さを歌で表現出来たら良いなと思いました」と語り、実際の収録では、「“このセリフで表現しようとしたことは何だろう。セリフ以上に込めたかった想いは何だろう”と、普段映画を観ているだけじゃ考えないような深いところまで自分なりに噛み砕いて演じました。難しかったですが、“やって良かった”と思います。俳優人生の中で今後も活かせる経験になったと思います」と振り返っている。

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 公開初日には、白雪姫(レイチェル・ゼグラー)の声を担当する、吉柳咲良と一緒に劇場で本作を鑑賞したという月城。今回の映像には登場していないものの、お気に入りシーンは「美しさがすべて」のうち、「“これぞ、ミュージカル”と感じるようなSEが入った後の歌い出しと、ところどころに入るセリフ調のシーン」の2か所。その中でも、セリフ調のシーンは音楽監督とも相談しながら収録した渾身の場面で「“そんなバカげたこと”という歌詞の部分では、人を見下す感じではなく、あえて自分自身が馬鹿げたふりをしながら歌うシーンがあるんです。その後に、“あるわけない”とバッサリと全否定する。女王らしさが出ているシーンだと思うので、是非注目してほしいですね」と語っている。(編集部・入倉功一)

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