二宮和也主演『8番出口』カンヌ映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門に正式招待【コメントあり】

全世界累計150万ダウンロードを突破する人気ゲームを二宮和也主演で実写化する映画『8番出口』(8月29日公開)が、5月にフランスで開催される、第78回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「ミッドナイト・スクリーニング部門」に正式招待された。
本作が上映される「ミッドナイト・スクリーニング部門」は、アウト・オブ・コンペティションながら、大ヒット韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017)や、日本で現在ロングラン中の『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(2024)などの注目作品を例年輩出している独立部門。自身の主演作品が初めてカンヌ映画祭に正式招待された二宮は、「勿論、映画というものは公開日から観てくださった方々の心に届いて初めて完成するものです。ですが、映画に関わる人間なら一度は立ってみたい場所の1つでもあります」と歓喜のコメントを寄せている。
「8番出口」は、ありふれた地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーが、様々な“異変”を見つけながら“8番出口”を目指す短編ゲーム。インディーゲームクリエイターの KOTAKE CREATE がたったひとりで制作し、2023年11月に発売されると、独特で不気味な世界観が話題を呼び、個人制作のゲームとしては異例の大ヒットを記録。ゲーム実況を始めとするYouTube上での関連動画が総再生回数1億回を突破した。実写版では、プロデューサー、小説家、映画監督の川村元気がメガホンを取る。
二宮和也、川村元気監督、KOTAKE CREATE のコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)
<二宮和也コメント>
川村監督から電話が来て 「え? アフレコ録り直しかも!?」と、恐る恐る出てみたら「ニノ! カンヌ決まったぞ!」という最上級の驚きの電話でした(笑)。その後は2人で喜び合い、オフィシャルセレクションだよ! ミッドナイト・スクリーニングだよ! 凄すぎる!! と大盛り上がりとなりました。勿論、映画というものは公開日から観てくださった方々の心に届いて初めて完成するものです。ですが、映画に関わる人間なら一度は立ってみたい場所の1つでもあります。本当に最初から関わって作り上げた作品。より多くの方々に届くことを祈っています! 改めて…この作品に関わった全ての皆様!本当におめでとうございます!!
<川村元気 コメント>
この正体不明な日本の地下通路映画が、カンヌ映画祭という世界の晴れ舞台に呼んでもらえたという“異変”に、驚きと、喜びと、興奮を抑えきれません。この美しくも恐ろしい遊びを創った KOTAKE CREATE さん、毎日ループ撮影と格闘した二宮和也さん、河内大和さんをはじめとしたすべてのスタッフ、優れた日本の才能たちと共に、世界の“入口”へと飛び込んできます。
<KOTAKE CREATE コメント>
自分の作ったゲームが、映像化され、さらにはカンヌ国際映画祭に行くなんて夢にも見ておりませんでした。これをきっかけに、より多くの人にゲームと映画の「8番出口」が届くと嬉しいです。川村監督、二宮さん、河内さん、ほか映画に関わった皆様、本当におめでとうございます!