日曜劇場「キャスター」冒頭から怒涛の展開に反響「開始20分なのに」【ネタバレあり】

阿部寛主演の日曜劇場「キャスター」(毎週日曜よる9時)の第1話が13日に放送。冒頭から衝撃の展開が相次ぎ、Xでも視聴者から「怒涛の展開だ、、、」など反響を呼んだ。(ネタバレ注意。以下、第1話の展開に触れています)
【画像】永野芽郁、阿部寛とバチバチ!「キャスター」第1話場面写真
「キャスター」は、“真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行う報道番組のメインキャスター・進藤壮一の奮闘を描く完全オリジナルストーリー。阿部が型破りなキャスター・進藤役で主演を務め、永野芽郁が進藤に振り回されながらも奮闘する総合演出・崎久保華を、道枝駿佑がジャーナリスト志望の新米AD・本橋悠介を演じる。
第1話では、公共放送で社会部の記者として15年間キャリアを積み、報道番組のキャスターを務めていた進藤が、民放テレビ局JBNの会長・国定義雄(高橋英樹)に引き抜かれ、視聴率低迷にあえぐ報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに就任する。
進藤は、就任初日から慣例を破るスタイルを次々と宣言し、番組の総合演出に抜擢されたばかりの崎久保は進藤とベテランスタッフの間で板挟み状態。そんな崎久保は、進藤から番組の生ぬるさを指摘されると、番組について「若い人は全く見てない」と同意し、視聴者から「そもそもテレビなんてオワコン」「今のニュースゲートに見る価値なんてない」と思われていると自覚しながらも「だからこそ、この番組を変えていきたい」と返答する。
しかし進藤は、番組冒頭のあいさつで、密かに録音していた崎久保の発言から最後の部分だけをカットして流し「私も彼女に従い、このぬるい番組をぶっ壊します」と台本を無視して宣言する。
リニューアル初回の目玉は内閣官房長官・羽生剛(北大路欣也)の生出演。羽生とのインタビューでも進藤は、台本を一切無視して「あなた……人を殺してますね?」と切り出すと、報道前の週刊誌記事をネタに「全国民の前で罪を認め、そして償え。それともこの記事、視聴者にお見せしましょうか?」と問い詰める。いきなりの展開に視聴者も「開始10分経たずに怒涛のたたみかけ…!」「キレキレすぎる」「初っ端から飛ばしてるなー」「いきなり斬り込む」などXで反応。しかし全ては、本橋が羽生の代役を務めるリハーサルの様子。のっけから騙された視聴者から「リハーサルかーーー!!!」「リハかい」など驚きの声が相次いだ。
「本番ではきちんとやりますから」とスタッフに呼びかける進藤だが、本番を前に羽生の秘書から急きょキャンセルの連絡が入る。慌てるスタッフたちをよそに、進藤は本橋とある場所に向かい、羽生本人にキャンセルの理由を問い詰める。そして進藤は、実際に出る予定だった羽生の裏金疑惑を報じる週刊誌記事をもみ消す代わりに、生放送で政党の裏金問題について答えるように要求し、約束を取り付ける。
しかしその後、羽生が進藤の前で倒れてしまう事態に。進藤は救命措置をしながら「こんなところで死なせない。この手で殺すまでは」とつぶやく。ここまで放送開始から約20分。次々に事態が進展する展開に「展開怒涛すぎる」「20分で怒涛の展開過ぎる」「開始20分なのにかなり怒涛な展開」など、Xでも視聴者から驚きの声が寄せられた。(西村重人)


