なかやまきんに君、トム・クルーズにシンパシー スタントへの執念「ボディビルダーの世界と通ずる」

お笑い芸人のなかやまきんに君が21日、東京タワー下で開催された映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日全国公開)の公開1か月前カウントダウンイベントに出席、来日が控えるトム・クルーズについて語った。この日はトラウデン直美、ブレイキン日本代表のShigekixこと半井重幸も登壇した。
本作は、トム・クルーズが主演を務める人気アクションシリーズの第8弾。スパイ組織IMFに所属する腕利きエージェントであるイーサン・ハント(トム)が、仲間と共に達成困難なミッションに体当たりで挑む。
東京タワー前の特設ステージには巨大スクリーンが用意され、映画の最新予告編やトムから日本のファンへのメッセージ動画を上映。そして、3年ぶりとなるトムの来日も再びアナウンスされた。さらに終盤では、東京を含む全国5大都市のタワーを、映画を象徴する“導火線からの点火”風に一斉ライトアップする演出が行われ、きんに君の掛け声で、東京タワーも『ミッション:インポッシブル』カラーである赤でライトアップされた。

きんに君は「トムに勝てる筋肉はなーい! パワー!」とおなじみのパフォーマンスでトムのパワフルで年齢を感じさせない肉体美を絶賛し、最新作となる本作にも「楽しみでしかたがない。わくわく、ドキドキ、ムキムキが詰まった作品」とエール。特に、トムの体当たりのアクションにいつもシンパシーを感じていると述べ、「一瞬のスタントのために何か月も練習し、本番に臨むそうです。何か月もかけて体を鍛え、一瞬の本番に挑むボディビルダーの世界と通ずるものを感じます」と話す。
またこの日、26歳の誕生日を迎えたトラウデンは「映画の音楽が聞こえてくるだけでドキドキします。(トムは)どんなに年齢を重ねてもかっこよくなっていく方。かっこいい女性も出てくるし、私もアクションに挑戦したくなりました」とトムの魅力を熱弁。
そしてShigekixは、パリ五輪の閉会式に登場したトム・クルーズを実際に見たことを振り返り、「上空から降りてくる演出だったんですけど、インポッシブルな挑戦をする方だなと思いました。アリーナに降りてきてからは彼の愛されぶりも実感できました。閉会式の締めくくりにふさわしいパフォーマンスで、彼の登場が間違いなくパリオリンピックを盛り上げていたと思います」と語っていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月23日より日米同時公開