薄毛をヤジられたジョン・シナ、追い詰められて植毛手術を受けていた

映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』などの俳優でプロレスラーのジョン・シナ(47)が、プロレスファンから薄毛をやじられすぎて追い詰められ、植毛手術を昨年11月に受けていたことを明かした。
現地時間20日にコーディ・ローデスを破って17度目の世界王座を獲得したジョンは翌日、「The Pat McAfee Show」に出演。ジョンの薄毛はここのところずっと話題にされており、たくさんのミームが生まれたほか、試合中にはハゲだとやじるチャントも歌われていたという。
ジョンは「ありがとうよ、俺にはコントロールしようもない遺伝的な問題のことで俺をズタズタに引き裂いてくれて」「全然クールじゃないよ。おまえらは俺に対して酷かった。俺は勝利を目指して頑張っていたのに、おまえらは『見ろよ! ハゲだぜ!』って感じでさ」と心無い声にひどく傷つけられていたと明かす。
「おまえらの一人が俺を隅に引っ張って行って、言うこともできた。だが、おまえらは声をそろえてチャントをし、俺を卑屈にさせ、恥をかかせた」「おまえらにはあれがどんな感じなのかわからないだろう。あれは正真正銘のイジメだ」「おまえらは俺をイジめて、俺が植毛手術を受けなければならないと思うまで追い詰めた。ありがとうよ」と吐き捨てた。
昨年11月の植毛手術では側頭部の髪の毛を頭頂部に移植し、現在、再生への道をたどっており、数か月後にはフサフサになっていることが期待されている。ジョンは「恥ずかしいことじゃない。ハゲは、男では10人のうち7人に起こることだ」とも語っていた。(朝倉健人)


