トム・クルーズ、ホッキョクグマを探して北極圏を爆走していた

北極圏で映画撮影を行う際、普通ならホッキョクグマと遭遇することは避けたいはずだが、トム・クルーズにとっては違うようだ。人気アクションシリーズ第8弾『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の来日記者会見で、パリス役のポム・クレメンティエフが明かした。
世界を股にかけた美しいロケーション撮影でも知られる本シリーズ。最新作となる『ファイナル・レコニング』のロケ地の一つには、マイナス40度にもなり一面が銀世界の、北極圏にあるスヴァールバル諸島が選ばれている。
同所に滞在した際、トムが運転するスノーモービルの後ろに乗ったというポムは「彼はすごく速く走らせていて、わたしは『オーマイゴッド! 速すぎる!』と思っていたんだけど、言わなかった。何と言ってもトムだし(笑)」と笑って打ち明ける。
「そうしたら彼が『僕たちはホッキョクグマを見つけなきゃ!』って言い出して、わたしは『いいね! でも……それって本当にいいアイデアなのかな……?』って感じで。でも彼は『もちろん! ホッキョクグマを探そう!!』って(笑)」とホッキョクグマにハイテンションになってしまったトムとのエピソードを披露し、会場を沸かせた。
ちなみに、人里離れた極限の地ゆえ、ホッキョクグマの方から『ミッション:インポッシブル』チームのところへやって来ることも何度かあったとのこと。クリストファー・マッカリー監督は「同所での撮影中は皆でボートで暮らしていたのだが、ホッキョクグマもそれに乗ろうとしてきたんだ」と語っていた。(編集部・市川遥)
映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月23日より全国公開 5月17日~22日まで先行上映