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『教皇選挙』国内興収10億円突破 初動110館以下の洋画実写で13年ぶり快挙

コンクラーベ効果で注目度アップ!映画『教皇選挙』より
コンクラーベ効果で注目度アップ!映画『教皇選挙』より - (C) 2024 Conclave Distribution, LLC.

 レイフ・ファインズ主演映画『教皇選挙』(2024)の国内興行収入が10億円を突破した。26日、配給のキノフィルムズが発表した。2005年以降の直近20年間において、初動110館以下の洋画実写(先行上映を除く)で興収10億円を突破したのは、本作のほか、『最強のふたり』(2011)と『英国王のスピーチ』(2010)の3作のみで、『最強のふたり』から13年ぶりの快挙を達成した。

【画像】新ローマ教皇も参考にした映画『教皇選挙』

 『教皇選挙』は、ローマ教皇の死去に伴い枢機卿たちが新教皇を決めるコンクラーベ(教皇選挙)を描いたミステリー。第97回アカデミー賞では、作品賞含む8部門にノミネートされ、脚色賞(ピーター・ストローハン)を受賞している。

 3月20日に初日を迎えた本作は、5月25日までの公開67日間で、動員71万1,381人、累計興収10億2,309万6,146円を記録。アカデミー賞効果はもちろん、先月21日にフランシスコ教皇が亡くなり、実際にコンクラーベが開かれたことで注目度が急上昇したことも、数字を伸ばし続けている理由となっている。映画は現在、205館で上映中で、この後も30館以上での上映が控えている。(編集部・倉本拓弥)

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