木竜麻生&森田望智共演!NHK夜ドラ「いつか、無重力の宙で」制作開始

NHK総合の夜ドラ枠でオリジナル脚本となる「いつか、無重力の宙(そら)で」の制作開始が発表された。主演は木竜麻生が務め、森田望智が共演し、9月8日(毎週月~木よる10時45分 各話15分/全32回)より放送される。
ごくごく普通の30 代女性たちが、いつの間にかそっと手放した夢を、仲間と共に拾い直す物語。自身初となるオリジナル脚本を武田雄樹が手掛ける。『菊とギロチン』『見はらし世代』などの木竜が主人公の望月飛鳥にふんし、Netflixドラマシリーズ「全裸監督」や連続テレビ小説「虎に翼」の森田が13年ぶりに飛鳥の前に現れた高校時代の友人・日比野ひかりにふんする。
かつての夢に向き合う主人公を演じる木竜は、「年齢を重ねれば重ねるほど、得るものと失った気がしてしまうものがあって、それを丁寧に拾い上げようとしている作品だと思います。宇宙という果てしないものへの憧れを通して、大切なものを少しずつ見つけたり、また見失ったりしながらも日々を暮らしていく人々を、どうか肩の力を抜いて見守ってもらえたらと思います。見てくださる皆さんの日常の重力が、ほんの少しでも軽くなりますように。」とコメントを寄せた。
あることがきっかけで宇宙飛行士への夢を断念したひかりを演じる森田は「宇宙のように無限大の夢であふれていた“あの頃”。記憶の隅からその時の自分を優しく引っ張り出して、『そんな時もあったなあ』とフフッと口元が緩む。明日一日が少し希望で満たされるドラマをお届けできたらなと思っています。平日夜のささやかな15分。私たちと一緒に夢を追いかけてくださったら幸せです」と作品をアピールした。
~あらすじ~
まれて仕事に忙殺されていた。“軌道から外れないように、できることを無難にこなす” そんな風に毎日をやり過ごしていた飛鳥の前に、かつての同級生・日比野ひかり(森田)が13年ぶりに現れた。飛鳥は高校時代、ひかりを含めた天文部の友人たちと「一緒に宇宙に行こう」と約束をしていたことを思い出す。夢に蓋をしながら生きていた飛鳥と違い、ひかりは大人になってからも宇宙飛行士になることを本気で目指していた。
しかし、そんなひかりの夢は、宇宙飛行士選抜試験を受ける直前、絶たれてしまったという。落ち込むひかりに、飛鳥は「宇宙飛行士にはなれなくても、〈超小型人工衛星〉だったら、今の私たちだって宇宙を目指すことができるかもしれない……!」と提案する。
あの頃の夢をもう一度追いかけるため、かつての天文部の友人たちを集めることに。自由奔放な周、しっかり者の晴子。一緒にいればなんだってできそうな気がしたあの頃の4人が集まれば、もう一度宇宙を目指せるんじゃないか……! 夢を語ることすらままならなかった大人たちの日常が、少しずつ輝き出す。……で、そもそも人工衛星って、どうやって作り始めたらいいんだ?


