『トップガン3』ストーリーはすでに完成「難しくなかった」脚本家が告白

　トム・クルーズ主演映画『トップガン』第3弾のストーリーがすでに完成していると、共同脚本＆プロデューサーのクリストファー・マッカリーがポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に語った。

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　前作『トップガン　マーヴェリック』（2020）の世界的ヒットを受け、2024年に製作が報じられたシリーズ第3弾。主人公マーヴェリックを演じたトムは、ジョセフ・コシンスキー監督のストーリー案を「本当に気に入っている」と Screen Rant に明かしていた。

　トムの主演最新作『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』（全国公開中）を監督したマッカリーは、「『トップガン3』の構想を練るのは難しかったか？」という質問に対して、「いや、すでに完成している」と回答。ストーリーを考えることは「難しくなかった」と明かし、「難しくなると思っていたし、そう思って部屋に入って『さて、どうする？』って考えながら始めた。でも（脚本家の）アーレン・クルーガーがあるアイディアを出してきて、私は『それ、いいかも』と思った。会話は一度きりだったが、もうその枠組みができた。正直言って、難しいものではなかった」と振り返った。

　マッカリーは曰く、本当に難しいのは「実際に形にし始めて、それを掘り下げていくとき」だという。「それは、アクションのせいではない。アクションのレベル、激しさ、スケール、設計の巧みさのせいでもない。一番大事なのは、感情なんだ」

　『トップガン』第3作は予想より早く実現するかもしれないが、全てはトムのスケジュール次第。『ミッション：インポッシブル』がひと段落したトムは、すでにアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督とタッグを組んだタイトル未定の次回作（2026年10月2日全米公開）が待機しており、宇宙ロケが計画されているダグ・ライマン監督の新作、トムが主演したカーレース映画『デイズ・オブ・サンダー』の続編など、複数のプロジェクトを抱えている。（編集部・倉本拓弥）