SixTONES森本慎太郎、声優・森川智之が声を絶賛「声優業も極めてほしい」

アイドルグループ・SixTONESの森本慎太郎が1日、都内で行われた映画『F1(R)/エフワン』(6月27日全国公開)のイベントに、森川智之、LiLiCoと共に出席。本作で実写映画の吹替版声優に初挑戦した森本は、名声優の森川から太鼓判を押され笑顔を見せていた。
本作は、常識破りのカリスマF1レーサー・ソニー(ブラッド・ピット)が、最弱のF1チームに所属する若きルーキーやクルーと衝突しながら、チームを導いていくさまを描いたドラマ。『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督がメガホンを取り、F1の全面バックアップのもと製作され、撮影では世界各国の本物のサーキットコースを使用した。
森本が演じるのは、自信過剰の若きレーサー・ジョシュア。劇中では、ブラッド演じるソニーとやり合うシーンも多い。ソニーの吹替は、過去28年以上にわたってブラッドの声を担当している堀内賢雄。ブラッドについて、森本は「とにかく顔が格好いいですよね」と述べると「登場の仕草から格好いい。一歩一歩オーラを纏ってやってくる姿も。僕もステージに立ってキャーキャー言ってもらえるのですが、僕もブラピを観て“格好いい”って思えます。映画にはキャーというブラピが詰まっています」と太鼓判を押していた。
実写映画の吹替に初挑戦した森本。「口の動きに合わせてしゃべるのですが、人それぞれテンポ感が違うので、めちゃくちゃ難しかったです。アフレコのときは、手足を動かして体全体で表現しました」と語ると「とにかく聞こえやすくしなければいけないと滑舌をしっかりすることを意識しました」と振り返っていた。
一方、物語の重要なカギを握るピーターの声を担当した森川は、そんな森本の演技に「本当に素晴らしかった。楽しんでやっているのが伝わってきました。声がとてもいいです。僕は声優プロダクションの社長をやっているのですが、いい人を見つけたなと思いました。俳優業はもちろん、声優業も極めてほしいです」とエールを送ると、森本は笑顔を見せていた。
この日は、F1を風圧で体験できるコーナーも開催。前と横から激しい風が吹くなか、F1ドライバーの風圧を体験した森本、森川、LiLiCoは、そのすごさに驚きを見せていた。(磯部正和)