「対岸の家事」最終回の江口のりこがカッコ良すぎた!織姫父へのツッコミも話題

多部未華子主演のTBS系火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(毎週火曜よる10:00~放送中)が3日に最終回を迎え、江口のりこ演じるワーママ・礼子が迷い、悩んだすえに出した結論が注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。
最終回では、長年確執のあった親と向き合う詩穂(多部未華子)と中谷(ディーン・フジオカ)、そして夫・量平(川西賢志郎)の転勤に伴い仕事を辞める決意を下した礼子、それぞれの葛藤が描かれ、SNSでは葛藤する3人へのリアクションで終始にぎわった。
~以下、最終回のネタバレを含みます~
中でも注目を浴びていたのが、あれほど家事と仕事の両立を固く誓っていた礼子の行く末。一度は家族の絆を優先して仕事をあきらめた礼子だったが、同僚の今井(松本怜生)からの「今ここで辞めるのがトゥルーエンドとは思えない」「クソゲーやらされたままゲームオーバーになっちゃダメ」とゲーマーらしいアドバイスもあり、決意はグラグラ。さらに礼子の背中を押したのがママ友・詩穂の言葉だった。
礼子のサプライズ送別会も兼ねた七夕パーティーの日。「詩穂ちゃん、これからも専業主婦やっていくの?」と尋ねる礼子に、詩穂はこのままでいいのか迷いはあったものの「楽しく生きている自分を見せられたら」と専業主婦として生きていく意志を告げた。すると礼子は胸のつっかえがとれたかのように「わたし、会社辞めるのやめた」と宣言。礼子は、前の場面で詩穂から告げられた「いっぱい迷っていっぱい悩んで決めたことなら間違いじゃない」との言葉も胸に刻まれていたといい、「わたしも楽しんでる背中を子供たちに見せたい」と胸を張った。
かつては「専業主婦は絶滅危惧種」と詩穂に侮蔑的な陰口をたたいていた礼子だが、詩穂からの学びは絶大で、礼子の下した結論は「良かった!」「それでこそ礼子さん!」「礼子さんかっこいい」など視聴者の支持を集めていた。同時に、礼子を尊重してある決断をした量平にすかさず“先輩風”を吹かす中谷も「中谷さん最高w」と沸いていた。
ちなみに、七夕パーティーで詩穂の娘・苺のかかりつけ医・晶子(田辺桃子)が子供たちに読み聞かせていた織姫と彦星の物語も話題に。夫婦となり仲が良すぎて仕事をしなくなった二人に腹を立てた織姫の父は天の川を隔てて会えなくしてしまった、とのくだりを聞いていた礼子と中谷の妻・樹里(島袋寛子)が口々に「働かないっていうのは確かに問題だけど織姫の父と、織姫彦星夫婦とはもう別の過程だよね? 離れ離れにするという権限をなんで父親が持ってんの?」(樹里)、「確かに、あんたが口出すなって感じだよね。何もしないで口だけ出すってサイテー」(礼子)とツッコミを入れる姿が笑いと共感を誘っていた。(石川友里恵)


