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トム・クルーズ、TikTokビデオ観て「僕ならできる!」 飛行機の翼の上でのスタント誕生秘話

映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』でのトム・クルーズ
映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』でのトム・クルーズ - (C) 2025 PARAMOUNT PICTURES.

 人気アクションシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(公開中)の大きな見どころの一つとなっている、飛行機の翼の上でのトム・クルーズの超絶スタント。観客の度肝を抜くこのスタントシーンは、クリストファー・マッカリー監督がトムにあるTikTokビデオを見せたことがきっかけで撮影されることになったのだという。

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 マッカリー監督が同スタントの誕生秘話を語ったのは、第78回カンヌ国際映画祭マスタークラスでのことだ。「あの最もクレイジーなスタントは、わたしが愚かにもトムにあるTikTokビデオを見せたことで生まれた。きっと彼が面白がるだろうと軽い気持ちで見せたのだが、彼は『僕ならできるよ!』と。わたしは『いや、できないよ』と言ったが、彼は『できる!』と」とトムとのやり取りを振り返る。「トムに何かを提案されてNOと言うことはあるかとよく聞かれるが、それはない。ただ、トムに何かを提案したことを後悔することはよくある」と続けて笑わせた。

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 マッカリーは脚本のリライトを担当した第4弾『ゴースト・プロトコル』でシリーズに初参加し、第5弾『ローグ・ネイション』で監督に就任。マッカリー以前は毎作監督を変えることで知られた本シリーズだが、彼は第8弾となるこの最新作まで計4作のメガホンを取っている。

 そんなトムとのコラボレーションはいつも、「今作では何がしたい?」と互いに尋ね合うところから始まるとマッカリー監督は語る。本作でマッカリー監督が希望したのは潜水艦でのスタントで、トムが希望したのが先述の飛行機の翼の上でのスタントだ。マッカリー監督は「だから撮影で困難に直面した時は、そのアイデアを提案した人に、もう一方が『君がこれを望んだんだよ。これは君のアイデアだよ』と言うんだ」と明かしていた。(編集部・市川遥)

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