実写版『リロ＆スティッチ』ブルーノ・マーズの甥っ子デュオも参加　音楽制作の裏側を収めた特別映像公開

　ディズニー実写版『リロ＆スティッチ』（全国公開中）から、映画をエモーショナルに彩る、音楽制作の裏側に迫る特別映像が公開された。

【動画】ブルーノ・マーズの甥っ子も登場！『リロ＆スティッチ』特別映像

　両親を亡くした少女リロと姉のナニの前に現れた、家族の愛を知らない暴れん坊のエイリアン、スティッチ。予測不可能な彼の行動は、平和な島に大混乱を巻き起こすが、その奇跡の出会いはやがて、希望を失いかけた姉妹を変えていく。ハワイを舞台に、孤独な姉妹とエイリアンの出会いを通じて、“オハナ”（家族）の絆を描く本作では、伝統的なハワイアンからエルヴィス・プレスリーの大ヒット曲まで、数々の名曲の存在が欠かせない。

　アニメ版でも歌と作曲の一部を担当し「『リロ＆スティッチ』とは22年の仲だ」と語るシンガーソングライターのマーク・ケアリイ・ホオマルや、現地の児童合唱団カメハメハスクールが再び参加。また特別映像では、ハワイ出身で米人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」の優勝者イアム・トンギが劇中歌「Hawaiian Roller Coaster Ride」を合唱団と共に歌唱する様子も収録。まさに“オハナ”たちが音楽面でも本作を盛り上げていることをうかがわせる。

　そして、ディーン・フライシャー・キャンプ監督が「エルヴィスの楽曲は欠かせない」と語るように、プレスリーの名曲が実写版でも数多く登場。字幕版では、名曲「バーニング・ラヴ」をハワイ出身の世界的アーティスト、ブルーノ・マーズがプロデュースしており、同じくハワイ出身でブルーノの甥っ子たちである新進気鋭の兄弟デュオ、Nyjah Music & Zyah Rhythm が歌唱している。映像では、兄弟仲良くレコーディングに臨む二人が、抜群の歌唱力を披露し、「兄弟で参加できて嬉しい」「映画の題材でもある“オハナ”だからね」と語る姿も収められている。（編集部・入倉功一）