「世界で最も美しい人々」にも選ばれた米司会者が死去 52歳

1990年代後半にMTVのビデオジョッキー(司会者)として人気を博したアナンダ・ルイスさんが現地時間11日、乳がんのため、ホスピスケアを受けていたロサンゼルスの自宅で死去した。52歳だった。TMZ.comなどが報じた。
MTVのビデオジョッキーとして一世を風靡し、The New York Times に「ヒップホップ世代のイットガール」と評されたほか、2000年にはPEOPLE誌の「世界で最も美しい人々50人」にも選ばれたアナンダさん。MTVを卒業してからは自身のトークショーを始め、セレブイベントにもよく登場した。
アナンダさんは2020年、ステージ3の乳がんと診断されたことを公表。放射線への恐怖から定期的なマンモグラフィーを受けていなかったため、ステージ3での発見となってしまったのだという。2024年には、医師の勧めに反して両乳房切除術を受けなかったことからがんが転移してステージ4に進行してしまい、当時の選択を後悔しているとも明かしていた。
アナンダさんには、ウィル・スミスさんの弟であるハリー・スミスさんとの間に生まれた息子がいる。(朝倉健人)


