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実写『秒速5センチメートル』初映像公開!幼少期の二人にオーディションで選出の新星

ティザービジュアル第2弾
ティザービジュアル第2弾 - (C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会

 新海誠の劇場アニメーションを松村北斗SixTONES)主演で実写化する映画『秒速5センチメートル』(10月10日公開)の初映像となる特報が13日に公開。併せて、追加キャストとして上田悠斗(11)、白山乃愛(12)の出演が発表された。いずれも約500名の応募者の中からオーディションで選ばれ、松村演じる主人公・遠野貴樹の幼少期を担う上田は本作が俳優デビュー作となる。

【動画】初映像!『秒速5センチメートル』特報

 2007年に公開され、18年を経た今もなお根強い人気を誇る新海監督のアニメーション映画『秒速5センチメートル』は、主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を描く物語。特報映像は、主人公・遠野貴樹(松村北斗)が新宿で信号待ちをする姿に、彼の「いつもどこかに、あの頃の気配を探している」のモノローグが重なるところからスタート。そして、都心の夕焼け、夏の陽射し、波打ち際。原作アニメーションの劇中曲「想い出は遠くの日々」(作曲・天門)のメロディーに乗せて映し出されるのは、いつの時代も隣にいたひとたちの記憶と、今も心に深く残る幼少期の出会いと別れ。特報では同楽曲を、今作で劇伴を担当する音楽家・江崎文武(※崎=たつさき)がカバーし、演奏。

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 奥山由之監督の圧倒的な映像美が目を引き、終盤は「秒速5センチなんだって、桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル。」という幼少期の明里の台詞とともに雪と桜が舞うシーンで締めくくられる。

 本作では桜、雪、海など、原作の印象的なモチーフや世界観を大切に扱うべく、2024年から2025年にかけて四季をまたぎ、それぞれの季節を映像でとらえるとともに、東京のみならず種子島など原作に登場する場所でロケ撮影を敢行した。

上田悠斗、白山乃愛

 新キャストとして発表されたのは物語の重要な幼少期を演じる二人。主人公・遠野貴樹(松村)の幼少期を演じる上田は、新人・若手俳優集団「EBiDAN NEXT NAGOYA」のメンバーで、本作が演技初挑戦。貴樹の小・中学生時代は、幼馴染の篠原明里と心を通わせるきっかけにもなる役どころだ。

 そして白山が演じるのは、貴樹が小学生の頃に出会った転校生・篠原明里の幼少期。白山は、2022年に開催された第9回「東宝シンデレラ」オーディションでは史上最年少でグランプリを受賞し、2023年には坂口健太郎主演のドラマ「Dr.チョコレート」で鮮烈なデビュー。その後もドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(2023)、「Re:リベンジ-欲望
の果てに-」(2024)、「スカイキャッスル」(2024)、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天童』(2024)などに出演し、快進撃が続く。

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 俳優の自然体な演技を引き出すことを大切にしている奥山監督は、キャストとスタッフが信頼関係を築きリラックスして撮影に臨めるように、上田と白山の演出にあたり撮影の2か月前から5回以上にわたりワークショップやリハーサルを実施。本作が人生初の演技となる上田は「奥山監督が何度もワークショップをして、自然な演技ができるように、みんなで遊びながら優しくいろいろ教えてくださいました」と振り返り、白山は「奥山監督はとても気さくな方で、緊張することなく、監督に身を委ねてお芝居ができました」とコメントを寄せた。

ティザービジュアル第2弾バージョン2 

 さらに、貴樹と明里が出会った小学生の頃のシーンを切り取ったティザービジュアル第2弾も公開。満開の桜を背景に、貴樹と明里が踏切を間に挟んで向き合うシーンと、桜の木の下でシャボン玉を楽しむシーンの2種が制作された。

 上田、白山のコメント全文は下記の通り。(石川友里恵)

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上田悠斗(うえだ・はると)

 この作品に出演が決まったと聞いた時は、信じられなくてびっくりして、ほんとに僕でいいのかなと思いました。でも、奥山監督が何度もワークショップをして、自然な演技ができるように、みんなで遊びながら優しくいろいろ教えてくださいました。ちょっと内気な性格だけど、物知りな貴樹だったので、演じることで教えてもらうこともあって、演じることが面白かったです。僕が初めて俳優のお仕事をさせていただいた作品です。素敵な映画になっていると思いますので、ぜひ、ワクワクしながら観に来てください。

白山乃愛(しろやま・のあ)

 小さい頃から見てきた新海誠監督作品初の実写化ということで、オーディションに受かった時はとても嬉しかったです。撮影が始まる前に奥山監督の作品も見させていただき、今回ご一緒できるんだと、撮影が楽しみになりました。実際にお会いした奥山監督はとても気さくな方で、緊張することなく、監督に身を委ねてお芝居ができました。原作アニメ『秒速5センチメートル』は、とても綺麗な作品です。明るくて素直な、幼少期の篠原明里ちゃんそのままを演じられたと思うので、ぜひ、たくさんの方々に見ていただきたいです。

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