早すぎる死から9年…アントン・イェルチンさんの両親、現在もほぼ毎日墓参り

映画『ターミネーター4』『スター・トレック』シリーズなどで注目され、2016年に不慮の事故で亡くなった俳優アントン・イェルチンさん。27歳という若さで亡くなってから間もなく9年、彼の両親は現在もほぼ毎日墓参りを行っているという。
イェルチンさんが眠るハリウッド・フォーエバー墓地を特集したVarietyは、墓地の共同管理者であるタイラー・キャシディさんにインタビューを実施しており、キャシディさんその中で、イェルチンさんの両親が今もほぼ毎日墓を訪れていると証言。「彼のご両親ほど故人を忘れず、今も思い続けている人は見たことがありません」と亡き息子に愛を捧げ続ける両親についてコメントしている。
『ターミネーター4』のカイル・リース役や、『スター・トレック』シリーズのパヴェル・チェコフ役などで人気を博したイェルチンさんは2016年6月19日(現地時間)、ロサンゼルスの自宅で自分の車と門に取り付けられた郵便受けの間に挟まれ、死亡しているのが発見された。彼の早すぎる死はハリウッドに衝撃を与え、共演者や多くの関係者が哀悼の意を表した。
イェルチンさんの遺作となった映画『サラブレッド』は、2019年9月に日本公開された。また、同年8月には、イェルチンさんの輝かしいキャリアや素顔に迫ったドキュメンタリー『ラブ、アントーシャ(原題)/ Love, Antosha』もアメリカで公開されている。(藤田良太)