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『ターミネーター』新作の脚本に苦戦中…ジェームズ・キャメロンが明かす

画像は『ターミネーター:新起動/ジェニシス』より
画像は『ターミネーター:新起動/ジェニシス』より - Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージス

 映画『ターミネーター』シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロン監督が、新作の脚本を執筆することになっているものの苦戦しているとCNNに明かした。

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 『ターミネーター』シリーズの映画はこれまでに6本作られている(キャメロンが監督したのは2作目まで)。『ターミネーター』(1984)から『ターミネーター4』(2009)までと、シリーズをリブートするも酷評された『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)、その後、軌道修正すべく『ターミネーター2』の正統続編として製作された『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)だ。

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 キャメロン監督は2022年、『ターミネーター』シリーズを再びリブートする可能性を示唆。「話し合いはしている。まだ何も決まっていないがね」「その場合は、狂った悪いロボットというよりも、AIの側面をもっと掘り下げた作品にするだろう」とポッドキャスト番組「Smartless」で語っていた。

 そして今回、『ターミネーター』シリーズ新作の現状についてキャメロン監督は、「今はSFを書くのに苦労している。新しい『ターミネーター』の物語を執筆するという任務を負っているが、現実に追い越されないようにする方法がわからないから、なかなか筆が進まないんだ。われわれは今、SFの時代に生きているから」と苦戦中だと打ち明けた。

 多数のプロジェクトを抱えているキャメロン監督だけに、執筆が進まないという『ターミネーター』新作が実現するのはかなり先になりそうだ。キャメロン監督は現在、12月19日に日米同時公開の『アバター』シリーズ第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』のVFX作業に勤しんでいるほか、2029年12月21日に全米公開予定の第4弾、2031年12月19日に全米公開予定の第5弾まで自ら監督することに意欲を示している。さらに、広島と長崎で被爆した二重被爆者である山口彊(つとむ)さんなどを描く『ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ(原題) / Last Train From Hiroshima』も監督する予定だ。(編集部・市川遥)

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