吉岡里帆＆水上恒司、動き出す恋と深まる謎…『九龍ジェネリックロマンス』本予告＆メインビジュアルが公開

　吉岡里帆と水上恒司がダブル主演を務める映画『九龍ジェネリックロマンス』の公開日が8月29日に決定し、本予告映像とメインビジュアルが公開された。

【動画】吉岡里帆が美しすぎる…！『九龍ジェネリックロマンス』本予告映像

　本作は、累計発行部数150万部を突破する、漫画家・眉月じゅん（「恋は雨上がりのように」）の最新作を、アニメに続いて実写映画化するミステリーラブロマンス。懐かしさにあふれる街・九城砦を舞台に、過去の記憶がない鯨井令子（吉岡）と、誰にも明かせない過去をもつ工藤発（水上）の切ない思いと恋が描かれる。

　本予告映像は、謎に包まれた美しく妖しい街・九龍で、会社の同僚として賑やかな日々を過ごす令子と工藤の姿からスタート。令子は先輩社員である工藤へ想いを寄せ、ふたりの距離は急速に縮まっていく。恋が動き出す予感に満ちたシーンが映し出される一方、「ただの錯覚で、触れられたいと思いますか」と令子が工藤に問いかける緊迫した場面を皮切りに、ふたりの関係に漂う違和感と、九龍に秘められた謎が示唆される。全編真夏の台湾ロケで再現された、ノスタルジックな九龍の街並みにも注目だ。

　本予告にも使用されている主題歌は、5人組バンドKroiの新曲「HAZE」。本作のために書き下ろされた楽曲は、アンニュイなボーカルと懐かしさと新しさを併せ持つサウンドで、ノスタルジーに満ちた本作の世界観を表現。Kroiは「原作や映像作品を拝見し、自分たちが感じた“懐かしさ”や、“東洋の雰囲気”を大切にしながら曲を描きました。特に、この作品の九龍の街並みが好きであの街の匂いや湿度を想像して、街に入り込んだ感覚で、サウンドや歌詞を決めていきました。映画とともに、楽曲もたくさん楽しんでいただけたら幸いです」とコメントを寄せている。

　本作には、柳俊太郎（※「柳」は木へんに夘）、梅澤美波（乃木坂46）、フィガロ・ツェン、関口メンディー、竜星涼らが出演。メガホンを取ったのは、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の演出などを担当してきた池田千尋監督。脚本は池田監督と『夜明けのすべて』などの和田清人が共同で担当した。（編集部・入倉功一）

映画『九龍ジェネリックロマンス』は8月29日より全国公開