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『ミッション:インポッシブル』テーマ曲を生んだラロ・シフリン死去 93歳

ラロ・シフリンさん(2018年撮影)
ラロ・シフリンさん(2018年撮影) - Michael Buckner / Variety / Penske Media via Getty Images

 1960年代に始まったドラマ「スパイ大作戦」及びトム・クルーズさんが同作を映画化した『ミッション:インポッシブル』シリーズのテーマ曲で知られる作曲家のラロ・シフリンさんが、現地時間26日に肺炎の合併症で死去した。93歳。The Guardian などが報じた。

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 ラロさんは1932年6月21日、アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。『シンシナティ・キッド』『THX-1138』『白い肌の異常な夜』『ダーティハリー』『燃えよドラゴン』『ラッシュアワー』など100作以上の映画・ドラマで作曲を手掛け、『暴力脱獄』『女狐』『さすらいの航海』『悪魔の棲む家』『コンペティション』『スティング2』と6度アカデミー賞にノミネートされた。ピアニスト、指揮者としても活躍し、4つのグラミー賞を獲得している。

 2018年には、映画界において類まれなる功績を残し、その発展に並外れた貢献をしたとして、アカデミー名誉賞を受賞。アカデミー名誉賞を受賞した作曲家は、ラロさん、エンニオ・モリコーネさん、クインシー・ジョーンズさんの3人しかいない。クリント・イーストウッドさんもお祝いに駆け付けた授賞式でラロさんは「映画のために作曲をすることは、生涯の喜びでした。この名誉賞のオスカーを受け取ることは、夢の集大成です。ミッション完了です」と語り拍手喝采を受けていた。(編集部・市川遥)

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