岡本太郎の芸術が大暴れ！映画『タローマン』場面写真一挙14点公開

　NHK Eテレの深夜枠で放送された特撮テレビドラマ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」を映画化する『大長編　タローマン　万博大爆発』（8月22日全国公開）の場面写真14点が一挙に公開された。

【画像】タローマンVS奇獣！『大長編　タローマン　万博大爆発』場面写真

　藤井亮が脚本・演出を務める「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」は「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと、芸術家・岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作されたテレビ番組。深夜枠における1話5分の放送から口コミが拡大し、続編の制作や関連書籍が増刷を重ね、関連イベントも盛況ぶりをみせるなど話題を呼んでいる。

　映画では、万博でわき立つ1970年の日本に、2025年から万博を消滅させようと奇獣たちが襲来する。CBG（地球防衛軍）は万博を守るため、タローマンと共に未来へと向かうが、そこは現在の2025年ではなく「1970年代頃に想像されていた未来像」としての2025年。幾何学的な建物や空中を移動する自動車などが描かれた、昭和の子供たちが夢見た未来世界でタローマンが奇獣と戦いを繰り広げる。

　場面写真には、岡本太郎の作品から生み出された奇獣たちが大暴れする姿やCBG隊員と新キャラの未来戦士エランたちが未来へと向かう様子、“大長編”によってさらにでたらめさがスケールアップしたタローマンの戦闘シーンなどが写し出され、本作らしい荒唐無稽で独特な世界観が見てとれる。また、毎回お約束の鷲野社長がタローマンに自社ビルを破壊されるシーンも収められている。（加賀美光希）