まさかの“話題の映画ランキング”トップ常連!運送業ヒーロー描く『~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ』とは

4月19日に神戸の元町映画館で公開が始まり、5月24日には関東進出を果たした映画『~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ』。7月に入った現在も、シネマトゥデイの注目作品アクセスランキングで『F1(R)/エフワン』『ジュラシック・ワールド/復活の大地』『国宝』など夏の大作・話題作と並んで上位にランクインし続けている。ポスターでも「ツッコミどころ1000%」とうたわれている手作り感にあふれた『~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ』とは、一体どんな映画なのだろうか。
【画像】『~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ』場面写真&舞台あいさつの盛況ぶり
『~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ』は、アームレスリングの元日本王者でアクション俳優や監督として活動する大東賢が監督と主演を兼任した低予算自主映画(制作費500万円、宣伝費500万円)。総人口が100億を超えた2050年の日本を舞台に、大東寺トランスポートで働くアルバイト配送員の美剣疾風が社長の命令を受け、安価なパワードスーツでゴッハイ(誤配)を名乗る武装勢力や宇宙人との戦いに挑む。出演は徳丸新作や富樫宜弘など。特撮ファンにとっては、俳優の堀田眞三と藤岡弘、が声優として特別出演を果たしている点も熱いといえるだろう。
公開以降、愛と友情に戦闘を織り交ぜたストーリーや、運送業のつらさと現状を描いた社会派の側面も話題を呼び、徐々にファン層を広げている本作。舞台あいさつで行われたサイン会は行列になるほどの盛況ぶりで、関東進出後の横浜のシネマノヴェチェントでの上映では、おもちゃ鑑定士の小材直由氏が「この映画は広めるべきだ、今の時代に必要な映画」と評価する一幕もあった。
今後は、関西では7月21日と22日に奈良のならまちシアター青丹座で上映と舞台あいさつが行われ、22日は大東賢監督と奈良市観光大使で俳優の徳丸新作が登壇。8月11日にもならまちシアター青丹座で上映と舞台あいさつが行われる。関東では7月27日に成田HUMAXシネマズ、10月18日に横須賀HUMAXシネマズにて上映と舞台あいさつが決定している。(編集部・市川遥)