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松たか子、阿部サダヲは「何度会ってもわからない」 約10年ぶり夫婦役

阿部サダヲ&松たか子
阿部サダヲ&松たか子

 俳優の松たか子が14日、都内で行われたテレビ朝日系ドラマ「しあわせな結婚」(7月17日スタート、毎週木曜よる9時~)のキャスト登壇イベントに出席。阿部サダヲと約10年ぶりとなる夫婦役を演じ、阿部の印象をにこやかに振り返った。

【画像】阿部サダヲ・松たか子・板垣李光人・杉野遥亮ら浴衣姿で登壇!

 本作は脚本家・大石静のNHK大河ドラマ「光る君へ」(2024)以来となる連続ドラマ。独身を貫いてきたテレビ番組にも出演する人気弁護士・原田幸太郎(阿部)が、高校の美術教師・鈴木ネルラ(松)と電撃結婚に踏み切るも、彼女が抱える“大きな秘密”に翻弄されるサスペンス。イベントには主演の阿部、ヒロイン役・松のほか、共演者の板垣李光人杉野遥亮岡部たかし段田安則もそろって浴衣姿で登壇した。

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 映画『夢売るふたり』(2012)、単発ドラマ「スイッチ」(2020)など、これまで多くの作品で共演してきた阿部と松。夫婦役で共演するのは、映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』(2015・松尾スズキ監督)以来、約10年ぶりとなり、阿部は「(松さんは)素敵ですよね」としみじみ今回の共演シーンを回顧。「出会いのシーンなんて、『うちきませんか』とか言われてどうしようかと……」と恥ずかしそうに話したが、松が「あのシーン私も好きでした」と同調すると、思わず「好きでしたって過去形……?」とツッコミを入れて笑わせる。

 松も「お互い楽しみながら、探り合う感じで、お芝居をしていて楽しいな、面白いなって思います。(以前の夫婦役の時と比べ)新しく感じることがたくさんあります」と阿部との夫婦役を楽しんでいる様子。「何回かお会いしているんですけど、何度会っても(性格などが)わからないし、わからなくていいと思わされます」と笑顔で語る。

 一方、ネルラの弟を演じる板垣は阿部から現場で「李光人様」と呼ばれていることを紹介。「阿部さんに『何て呼んだらいいんですか』って言われて……。その後、阿部さんは僕のことを“李光人様”って呼び始めたんです。初日とか、家族のシーンは錚々たるメンバーがいて緊張していたんですが、阿部さんが段田さんにも『李光人様って呼んで』って言っていて、そのおかげで(緊張がほぐれて)入りやすく感じました」と話し、阿部に感謝する。

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 阿部は「君でもないし、呼び捨てでもないし、様しかないかなって。年賀状も書かなくなって、様って使うことが今少なくなっているでしょ。その忘れられた“様”をここで使おうって……」とユーモアたっぷりに説明して登壇者を笑わせる。

 杉野は阿部、松と初めての共演だったというが、「ずっとドラマを観て素敵だと思っていたお二人なので緊張していました。本読みの時は阿部さん、松さんの横にいたら『頑張りましょうね』って言われて。温かいなって」と共演の感想を述べる。対して阿部は、「挨拶の時に必ず僕に『こんにちわ』っていうんです。こんにちわって言う子はいい子だと思いますよ」と杉野をユーモアたっぷりに評して会場を和ませていた。(取材・文:名鹿祥史)

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