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「DOPE」高橋海人、中村倫也は“部活の憧れの先輩”みたいな存在 背中で学んだ役者のスキル

「DOPE」高橋海人が演じる才木優人
「DOPE」高橋海人が演じる才木優人 - (C)TBS

 King & Prince高橋海人(※高ははしごだかが正式表記)が、中村倫也とダブル主演を務める金曜ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」(TBS系・毎週金曜よる10時~)が佳境を迎えている。ドラマのクライマックスに向けて、高橋が取材に応じ、劇中でバディを組んだ中村との共演を振り返った。(以下、第7話までの内容に触れています)

【画像】“陣内”中村倫也が脱走…「DOPE」衝撃のラスト

 新型ドラッグ「DOPE」によって異能力を覚醒させた「ドーパー」を取り締まるために設置された麻薬取締部特殊捜査課は、生来の異能力を持つ捜査員を集めた極秘部署。高橋が演じる才木優人(さいき・ゆうと)が新人として配属され、中村ふんする陣内鉄平(じんない・てっぺい)と相性最悪なバディになったところから、物語ははじまった。才木は予知能力とサイコメトリー、陣内は超視力を持っており、お互いの過去を知り、徐々に理解を深めてきた2人が、DOPEの本当の秘密に対峙していく様が、後半戦の大きな見どころとなる。

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 高橋は、俳優として大先輩である中村から多大な刺激を受け取っていた。共演前から中村の作品を観ては「倫也さんのシーンが終わると、また早く出てきてほしいと思うんです」と感じていたという。「毎回、どの役にも癖になる要素がちゃんとあるのは、倫也さんの奥にある元々の魅力がにじみでているからだと思っています」と感嘆する。

 中村自身は「今までひねくれた人生を歩んできた」と高橋に話しているというが、高橋は「僕的には、いろいろな経験を積まれる中で、ご自身の攻略本を作ってここまできた方なのかなと思っています」と個人的な見解を表明。「深みのあるどっしりとした重みが、お芝居に乗っかるんです」と感動を語った。

 芝居の世界には、演じる良さや技術を詰め込む良さ、逆に演じない良さや技術を使わない良さなど、いろいろな魅力がある。それを踏まえたうえで、「すべてにちゃんと通じる芯の部分は、倫也さんご自身の人間としての魅力なんだと思います」と断言した。

中村倫也ふんする陣内鉄平 - (C)TBS

 そして、「倫也さんとお芝居させていただいて、自分の経験値が上がった感じがしています」とも。具体的なきっかけやエピソードがあったわけではなく、常日頃の中村からさまざまなものを得ているようだ。「倫也さんは視野が広くて、シーンごとに求められていることを正確に導く速さがものすごいんです。毎日その背中を見て、学んでいます。部活の憧れの先輩みたいに『あの人の要素をどれだけ盗めるかな』って考えていました」とうれしそうに語った。

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 また、同じ特捜課の仲間であり、異能力を持つ綿貫光役の新木優子、葛城康介役の三浦誠己、柴原拓海役の豊田裕大や、謎の暗躍を見せるジウ役の井浦新ら共演者たちと最初から自然に打ち解けられたのも、中村のおかげだという。「倫也さんがリーダーシップを発揮して、引っ張ってくれる存在だったんです。それでいて、いつもニコニコとしていてくださったから、みんながそこに甘えつつワイワイできた。バランスのいいメンバーだったなと勝手に思っています」と明かした。撮影合間に楽屋にこもらず前室でおしゃべりしたり、映らない角度だから本来はそこに居なくてもいいのに立ち位置に残っていたりと、「みんなに『この現場が好きなんだ』という感覚が強かったです」とうれしそう。撮影終了後も、食事に行く関係性は続いているという。

 この先の話数では、DOPEやドーパーについての多くの謎が徐々に明らかになるのはもちろん、「陣内さんと才木が最終的にどういう形のバディになっていくか、見届けてほしいと思います」と高橋。中村との共演は「すごい経験になりました」とし、作品に関しても「かつてないチャレンジでした。アクションやファンタジー要素もある、ロマンが詰め込まれた作品ですし、これからまだまだ見どころもたくさんありますから、最後まで目を離さないで観てほしいです」とアピールした。(取材・文:早川あゆみ)

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