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ギャレス・エドワーズ監督、2年ぶりに来日!ゴジラ誕生の地で『ジュラシック・ワールド』新作アピール

ゴジラの次は恐竜!来日したギャレス・エドワーズ監督
ゴジラの次は恐竜!来日したギャレス・エドワーズ監督

 映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(8月8日全国公開)のギャレス・エドワーズ監督が来日し、23日に都内で開催された日本最速上映ファンイベントに脚本家のデヴィッド・コープと出席。本作の製作総指揮を務めるスティーヴン・スピルバーグとの思い出を語った。この日は、日本語吹替キャストの松本若菜吉川愛楠大典も来場した。

【画像】松本若菜&吉川愛、ギャレス・エドワーズに法被をプレゼント!

 本作は、現代によみがえった恐竜たちを描く『ジュラシック』シリーズの新章。新薬開発の鍵を握る遺伝物質を持った巨大恐竜のDNA採取を命じられた秘密工作員ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)が、傭兵(ようへい)のダンカン・キンケイド、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士らと、かつて「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設が存在した孤島に向かうストーリー。

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 『GODZILLA ゴジラ』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などで知られるエドワーズ監督の来日は、2023年に公開された『ザ・クリエイター/創造者』のプロモーション以来2年ぶり。登壇すると「コンニチワ」と日本語であいさつし、「私は過去にゴジラ映画も監督しましたし、日本は大好きです。日本は大きな怪獣が人を食べる発祥の地です。光栄です」と笑顔で語る。初来日のコープも「初めて日本に来て東京を大好きになりました」と述べ、「小さい頃、東宝のロゴを見るとワクワクした記憶があります。大人になって、そのような作品に自分も携わることができ、夢のような思いです」と話して笑顔を見せた。

 エドワーズ監督は、本作の脚本が自分に送られてきた時のことを懐かしげに振り返り、「ある週末に脚本が送られてきて、仕事疲れで休暇がほしくで、見たくもないと思っていたんですが、脚本を読んだら良すぎて……。すぐにこの作品を作りたいと思いました」と回顧する。

 その後、製作のフランク・マーシャルと面会したエドワーズ監督は「自分が作りたいと思うアイデアをプレゼンしたら、それを次回スティーヴン・スピルバーグ(製作総指揮)の前でもやってくれって……」と話す。「ドキドキしました。スピルバーグは私の英雄なんです。彼がアイデアを気に入ってくれた時は自分の人生で一番ハイになった瞬間でした」と振り返った。

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 コープもスピルバーグにまつわるエピソードを紹介。「多くのインスピレーションを与えてくれる方」と述べ、スピルバーグが巨匠でありながら創作意欲の衰えない強い意欲を持って本作に望んでいたことも回顧。「朝起きると(スピルバーグから)37通ものメッセージが届いていたりしました。それだけ多くのアイデアを持った方なんです。彼の新鮮味、フレッシュさが20代の頃から50年経っても変わらないところが素晴らしいと思います」としみじみ。

 エドワーズ監督も「僕にとっては唯一無二の存在。彼は魔法が使えるんです。彼がオリジナルを撮って、その続編を僕が撮っている。夢のようですが、僕に同じことができるだろうかと思ったりもしました」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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