『スーパーマン』V2!好調なワーナーがディズニー超え
全米ボックスオフィス考

先週末(7月18日~7月20日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、新生DCユニバースの幕開けを飾った映画『スーパーマン』が前週比53.2%ダウンに抑えて興行収入5,845万0,094ドル(約85億円)を上げるなど2週目も好調で、再び首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算)
スーパーヒーロー映画では、2週目で56.4%ダウンとなった『サンダーボルツ*』、68.3%ダウンとなった『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』などディズニーのマーベル・スタジオ作品と比べても好調。累計興収は2億4,314万2,072ドル(約353億円)となった。『マインクラフト/ザ・ムービー』『罪人たち』とヒットが続いたワーナー・ブラザースの今年の国内興収の合計はこれで13億2,000万ドル(約1,914億円)となり、ディズニーを抜いた。なお、今週末には『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が公開されるため、再びディズニーがトップに立つ予定だ。
初登場組では、ホラー映画『ラストサマー』シリーズ第4弾となる『アイ・ノウ・ワット・ユー・ディド・ラスト・サマー(原題) / I Know What You Did Last Summer』が興収1,275万5,359ドル(約18億円)と振るわず3位デビュー。『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険(パラレルアドベンチャー)』は興収1,107万5,090ドル(約16億円)で4位、アリ・アスター監督の新作『エディントン(原題) / Eddington』は興収425万5,607ドル(約6億円)で7位デビューだった。(編集部・市川遥)
7月18日~7月20日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『スーパーマン』
2(2)『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
3(初)『アイ・ノウ・ワット・ユー・ディド・ラスト・サマー(原題) / I Know What You Did Last Summer』
4(初)『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険(パラレルアドベンチャー)』
5(3)『F1(R)/エフワン』
6(4)『ヒックとドラゴン』
7(初)『エディントン(原題) / Eddington』
8(5)『星つなぎのエリオ』
9(7)『リロ&スティッチ』
10(6)『28年後…』


