清野菜名、夢を追ってがむしゃらだった学生時代

女優の清野菜名が23日、共立女子大学で行われたディズニー&ピクサーアニメーション映画『星つなぎのエリオ』(8月1日公開)大学生限定トークイベントに、松山ケンイチ、野呂佳代、マユリカ中谷、野口聡一と共に登壇。日本語吹替え版声優として作品に参加した清野は「自分のことを大切にしてくれる存在に改めて気づくことができました」としみじみ語っていた。
【動画】松山ケンイチ、意外な回答で元宇宙飛行士・野口聡一を困惑させる
本作は、人間とエイリアンの友情と冒険を描いた、ディズニー&ピクサーによるアニメーション。自分の居場所が見つけられず、いつか宇宙に行けると信じている少年エリオが、地球のリーダーに間違われ、さまざまな星のリーダーが集まる「コミュニバース」に転送されたことから起こる出来事を描く。
エリオを心配し気持ちを理解したいと願っている叔母のオルガの日本語吹替え声優を務めた清野。映画を観た大学生の「近くにいる家族の大切さに気づくことができた」という感想に「私もこの映画を観たあと、自分のことを大切に思ってくれている存在に改めて気づけたなと思っていたんです」と共感したことを明かす。
さらに清野は「エリオのように好きなものにまっすぐ走り抜けると、いつか奇跡が起きるんだなということを強く感じました」といい、「自分も学生のころ、夢を追ってがむしゃらに頑張っていたことを思い出しました。学生だからこそ、挑戦できることもいっぱいあると思うので、一生懸命駆け抜けてほしいです」と学生たちにエールを送っていた。
清野自身は「結構迷いながら進むタイプ」とのことで、「でも迷いながら、悩みながらも、ちょっとずつ前に進む努力はしています」とモットーを述べていた。
一方、心優しいエイリアンの少年・グロードンの父でコミュニバースの支配を目論むエイリアンの戦士・グライゴン役の声を担当した松山も「僕はいま40歳なのですが、いまだに迷うし、色々なことを気にしてしまう」と清野の意見に同調すると「でも、ずっと挑戦し続けている感覚は変わらない気がします」と大人になっても試行錯誤しながら、前に進む大切さを説いていた。(磯部正和)


