公開初日に『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』を鑑賞した花江夏樹「冒頭から涙が止まらない」

　『劇場版「鬼滅の刃」無限城編　第一章　猗窩座再来』の公開記念舞台あいさつが19日にTOHOシネマズ日比谷で行われ、竈門炭治郎役の花江夏樹、冨岡義勇役の櫻井孝宏、猗窩座役の石田彰、Aimerと共にW主題歌を担当したLiSAが登壇した。公開初日の夜にIMAX劇場で鑑賞したという花江は「最高でした！　あと10回は観に行きたいと思っています」と興奮気味に語った。

【画像】『劇場版「鬼滅の刃」無限城編　第一章　猗窩座再来』新場面写真10点

　花江は「早く劇場で観たいなと思っていたんですけど、いざ公開直前になると感情が落ち着かなくて。今日、ここに立てたのが幸せですし、本当はそっち（客席）で観たいなという気持ちもあって。（本作の）上映後のファンの皆さんと一緒の空間にいられることは、今日が初めてなのですごくうれしいです！」と熱量たっぷりに語る。映画を鑑賞しての感想を問われると、「まず映像のクオリティーが本当に素晴らしくて、瞬きができないとはこのことだなと思いました。冒頭のシーンから涙が止まらなくて、そこからもいろんな展開があったので最高でした」とその出来に圧倒された様子。

　櫻井が「義勇が戦いの中で強くなるというのは胸に熱いものがこみ上げましたし、呼吸を含めた能力の表現もすごい。熾烈な争いの中に、美しいと思ったり、何か茫然と見てしまうような瞬間があって。それも極限の中にあるんだなというのが彼の戦う姿からも感じられて、手を握り締めながら観ました！」と語ると、花江も「新たな義勇の一面が表現されていたので、そこが本当にかっこよかったです！」と共鳴。

　石田は「素晴らしい出来上がりになっていて、ここまで（緻密に）描かれるのか、これはすごいことをやっているなと（思いました）。今回、猗窩座が再来するということで、猗窩座にもフィーチャーしていただけたということは役をやっている身としてはうれしいことです。また、炭治郎や義勇が成長するきっかけに猗窩座がなれていることが有難いです」と頬を緩ませた。

　LiSAは「わたし自身は『無限列車編』以来ということで猗窩座とともに再来させていただいております。わたしも昨日、公開初日に拝見しまして、これまで3回観ているんですけど、観る度にどんどん視点が変わっていったり、より深く作品を楽しませていただいています。『ここでこの音が流れているんだ』『ここまで手を込んで作られているんだ』『このセリフがこんな風に響くんだ』と毎回違う感情をくれる素晴らしい作品に関わらせていただけてとてもうれしいです」と喜んでいた。

　アニメ「鬼滅の刃」は、累計発行部数2億2,000万部を突破した吾峠呼世晴による漫画を基に、ufotableがアニメーション制作を手掛けた人気作。『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』は3部作として制作されることが発表されており、幕開けを飾る『劇場版「鬼滅の刃」無限城編　第一章　猗窩座再来』は18日から公開となった。（編集部・市川遥）