『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』日本初披露!「今までにない感動」「100点満点」上映後の感想まとめ

マーベル・スタジオ最新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』の日本最速試写会が22日、TOHOシネマズ新宿のIMAXシアターで行われた。上映後、興奮冷めやらぬ様子でスクリーンから出てきたファンを取材すると「今までにない感動を味わった」「100点満点」「いい意味で期待を裏切られた」といった絶賛の声が相次いだ。
【画像】デカすぎ…ファンタスティック4が挑む最強の敵ギャラクタス
マーベル・コミックス最初のヒーローチームで知られる「ファンタスティック4」を、ドラマ「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督が映画化。レトロフューチャーなニューヨークを舞台に、特殊能力を得たリード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ、ベン・グリム/ザ・シングの4人が、惑星を喰らう宇宙神ギャラクタスの脅威に立ち向かう。
マーベル作品を何本も観ているという20代の女性は、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とは一線を画したレトロな世界観に惹き込まれたといい、「レトロな雰囲気で描写もかわいくて、そこにヒーロー要素がプラスされて『かっこいい』『かわいい』といろいろな感情になりました」と興奮気味に語る。
ファンタスティック4のコスチュームで参加した50代男性は、「感動と興奮の連続。アクションも当然のことながら、家族愛だったり、ストーリーにも謎があり、いろいろ要素があって、ヒーロー映画やマーベルを観たことがない人、そこまで興味ない人でも絶対楽しめるはず。家庭を持っている人だったら絶対に共感できるところがいくつかあります」と予備知識ゼロでも楽しめる単独作だと強調した。
ファンタスティック4の魅力は、4人が家族の絆で結ばれていること。彼らが団結すれば、規格外の敵にも立ち向かえる。20代男性は「仲間はもちろん、自分たちが守ってきた世界や世界中の人々を家族として『みんなで一緒に戦おう』という、いろいろな家族の形が感慨深いなと思う部分がありました」と熱く語り、20代女性も「家族の物語で泣いてしまった。愛は何よりも強い」と強い絆で結ばれたファンタスティック4に感動しきりだった。
そんなファンタスティック4の前に立ちはだかるのが、規格外の大きさを誇るヴィラン・ギャラクタスだ。マーベル・コミックスでも人気のギャラクタスが、原作さながらのスケールで、満を持してMCUに襲来する。
最速試写はIMAXレーザー版での上映だったため、通常よりもはるかに大きいスクリーンに映し出されるギャラクタスは、凄まじい迫力だったという。「立ち向かう人間がちっぽけに見えるくらい強大な敵。迫り来る感覚がすごく怖かったです。一番後ろの席で鑑賞しましたが、迫力がすごかったです」(20代女性)、「IMAX版とあってか、没入感がすごくて、とにかくデカいです。4人が並んだ時にギャラクタスの大きさが本当によく表れている」(30代男性)、「ギャラクタスはIMAX版のために生まれてきた。IMAXで観た方が、絶対にそのスケール感を味わえる思う」(50代男性)
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、来年に控える『アベンジャーズ』新章『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(2026年12月18日日米同時公開)の前哨戦とも言える作品だ。ファンタスティック4のキャストが『ドゥームズデイ』に参戦することはすでに公式発表されており、同作には原作コミックでファンタスティック4と関わりが深いドクター・ドゥーム(ロバート・ダウニー・Jr)がヴィランとして登場する。
本作を鑑賞した人たちは、『ドゥームズデイ』への期待がより一層高まった様子だ。「楽しみという言葉じゃ物足りないくらい楽しみ。今後のマーベル作品も追いかけて、万全の状態で『ドゥームズデイ』に挑みたい」(20代男性)、「何十作も出ているマーベル作品を超えるものがきっとできるというワクワク感、強大な敵に立ち向かうアベンジャーズの姿がすごく楽しみで、期待大です」(20代女性)、「メンバーが変わってしまっても帰ってくることが本当に嬉しくで、コミックスの中でも本当に人気のあるヴィランの暴れっぷりも見てみたいですし、アベンジャーズもメンバー発表されていないので、『この人が入ったら面白い』とSNSのフォロワーさんと一緒に考えていきたい」(30代男性)と来たる新時代に向けての期待を口にしていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は7月25日(金)日米同時公開


