『ジュラシック・パーク』吹替えキャスト“レジェンド”ズラリ!【金曜ロードショー】

本日(25日)日本テレビ系・金曜ロードショー枠で放送される映画『ジュラシック・パーク』(よる9時00分~11時4分※10分拡大)。本作のキャスト、日本語吹替え声優陣を振り返ってみた。
【画像】こんなに可愛かった…『ジュラシック・パーク』の子役たち
1993年に公開された本作は、まもなく最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が8月8日に公開される人気シリーズの第1作。バイオ・テクノロジーで恐竜を現代に復活させるというマイケル・クライトン原作の小説を、名匠スティーヴン・スピルバーグがメガホンをとり当時の最先端の技術を使って映像化。そのリアルな恐竜達の姿が反響を呼び、公開当時『E.T.』(1982)を抜いて、世界興行収入1位を記録した。
舞台は、コスタリカの西方に浮かぶイスラ・ヌブラル島。最新クローン技術によって恐竜を現代に甦らせたインジェン社社長のハモンドは、生きた恐竜が闊歩するテーマパークを建造。その安全性を調査検証するため、さまざまな分野の専門家を島に招く。古生物学者のアラン、古代植物学者のエリー、数学者イアンに、ハモンドの孫が加わり、パーク内を見学するツアーに向かった一行。高電圧流の柵に囲まれたパークは、コンピューターによる制御で安全と思われたが、予期せぬトラブルが発生。暴走し始めた肉食恐竜がアランたちに襲いかかる……。
古生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)の声を担当するのは1995年に亡くなった富山敬。代表作に「宇宙戦艦ヤマト」(古代進役)、「ゲゲゲの鬼太郎」(ねずみ男役)、「ちびまる子ちゃん」(おじいちゃん役)など。洋画の吹き替えではエディ・マーフィ、マーティン・シーン、スティーヴ・マーティンらを担当。古代植物学者のエリー・サトラー(ローラ・ダーン)は、2014年に亡くなった弥永和子。「装甲騎兵ボトムズ」のフィアナや「新・エースをねらえ!」の緑川蘭子、「幽★遊★白書」の佐藤黒呼役などで知られ、洋画の吹き替えではシガーニー・ウィーヴァーやジェイミー・リー・カーティス、スーザン・サランドンらを担当した。
数学者イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)は、「NARUTO -ナルト-」(自来也役)、「鬼滅の刃」(鱗滝左近次役)、「ゴールデンカムイ」(鶴見中尉役)などの大塚芳忠、インジェン社社長のジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)は、「サザエさん」(磯野波平役)、「ゲゲゲの鬼太郎」(子泣き爺役)、映画『風の谷のナウシカ』(ミト役)などの永井一郎(2014年死去)。ネドリー(ウェイン・ナイト)は、「ふしぎの海のナディア」(ハンソン/キング役)、「アルスラーン戦記」(イノケンティス七世役)、映画『トイ・ストーリー3』(スパーキー役)などの桜井敏治。
マルドゥーン(ボブ・ペック)は、「科学忍者隊ガッチャマン」(総裁X役)、「ジョジョの奇妙な冒険」(DIO役)などの田中信夫(2018年死去)。洋画吹替えではヴィク・モロー、バート・レイノルズ、シドニー・ポワチエらを担当。弁護士ジェナーロ(マーティン・フェレロ)は、「クレヨンしんちゃん」(園長先生役)や「幽☆遊☆白書」(仙水忍役)などのほか、ウィリアム・H・メイシー、エド・ハリス、ゲイリー・オールドマンらの吹替えで知られる納谷六朗(2014年死去)。
サミュエル・L・ジャクソンが演じたアーノルドは、梁田清之(2022年死去)。「SLAM DUNK」(赤木剛憲役)、「コードギアス 反逆のルルーシュ」(ダールトン役)、「BLEACH ブリーチ」(握菱テッサイ/梅厳役)のほか「忍風戦隊ハリケンジャー」「炎神戦隊ゴーオンジャー」など特撮シリーズでも活躍。
そして、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役)も公開中の坂本真綾が、レックス(アリアナ・リチャーズ)を担当。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの真希波・マリ・イラストリアス役や『攻殻機動隊ARISE』シリーズの草薙素子、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のルナマリア・ホークなどで知られ、洋画吹替えでは『スター・ウォーズ』シリーズのパドメ・アミダラ(ナタリー・ポートマン)などがある。
なお、BS日テレではシリーズ第2作『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)を7月27日よる9時から、第3作『ジュラシック・パーク III』(2001)を8月3日よる6時55分から2週連続で放送する。(石川友里恵)


