『ゴジュウジャー』冬野心央、ファンの歓声「すごく嬉しい」丸の内TOEI最後の初日舞台あいさつで吠のコール&レスポンス

映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』の初日舞台あいさつが25日、2日後に閉館する丸の内TOEIにて行われ、『ゴジュウジャー』メインキャストの冬野心央(遠野吠役)、鈴木秀脩(百夜陸王役)、神田聖司(暴神竜儀役)、松本仁(猛原禽次郎役)、今森茉耶(一河角乃役)、木村魁希(熊手真白役)が出席。映画初主演の冬野は「歓声を聞くことができてすごく嬉しいです」と映画の初日に感無量な表情を見せた。
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「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」は、願いのかなう指輪を手にしたはぐれ者たちが、ナンバーワンになるべく競い合いながら悪の軍団と戦いを繰り広げるスーパー戦隊シリーズ50周年記念作。劇場版では、ゴジュウジャーを戦いの世界へと引き入れた巨神テガソードが倒され、ゴジュウジャーのメンバーが一致団結してテガソードを復活させようと奮闘するさまを描く。
満員の客席に登場した冬野は「お前は俺の……」「獲物だー!」とファンとのコール&レスポンスで会場を盛り上げる。初の劇場版の初日に「今日、こうして公開されるまで、正直若干の不安があったんです。だからこうして皆さんの歓声を聞くことができてすごく嬉しいです」と満面の笑みを見せた。
続けて冬野は「この映画は、本編のドラマと5人の関係が違い、協力する部分がたくさんありました。その意味では、信頼できるみんなと一緒に、気を張らずに撮影が出来て良かったです」と撮影を振り返る。
映画は、ゴジュウジャーの相棒であり、支えでもあるデカソードの敗北という衝撃的なシーンから物語がスタートする。鈴木は「自分たちはデガソードがないとエンゲージできない。だから変身しない状態で、どう試練と立ち向かうんだろう……と思いました」と台本を読んだ感想を語っていた。
丸の内TOEIは、今月27日に終映を迎え、65年の歴史に幕を下ろす。本作は、劇場にとって最後の初日舞台あいさつとなった。『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』で主演を務めた知念英和は「長い歴史の最後に舞台あいさつに登壇でき素敵な時間を過ごすことができました。ナンバー1を目指して頑張りたいです」と熱い思いを伝えると、『ゴジュウジャー』チームの冬野も「映画楽しかった人?」と元気に呼びかけ、「はーい」と答えた観客に「あと50回、この映画を観てください!」と呼び掛けていた。(磯部正和)


